iPhoneの通信速度が大幅に遅くなってしまう「7GB制限」とは?

ウェブページ閲覧にメール送受信・動画視聴・アプリのダウンロードなどなど、iPhone で 3G/LTE 回線を使う機会は多くありませんか?

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そんな場合に注意したいのが「7GB 制限」です。ある条件を満たすと iPhone の通信速度が規制(通信制限)されてしまいます。

Youtubeやニコニコ動画を3G/LTE 回線のみで利用していて、スマホが月の早い時期に通信制限に掛かってしまった経験はありませんか?
その原因も「7GB 制限」にあるのです。

そこで今回は「7GB 制限とは何か」「規制される原因」「いつまで規制が続くのか」「対策はあるのか」「なぜ通信制限するのか」をご紹介いたします。

通信制限にかかる原因を知り、7GB制限・通信制限にかからないようにしましょう。

そもそも7GB制限とは?

「7GB 制限」とは、その利用月のデータ通信量が合計 7GB を超える場合、その時点から通信速度を大幅に規制するルールです。

ドコモ・au・ソフトバンクでは、LTE 回線で通信できる iPhone・iPad にこのルールを当てはめています。

ドコモ・ソフトバンクは、3G/LTE 回線のデータ通信量の合計が 7GB を超えた場合としています。au は説明が見当たりませんでしたが、おそらく同様でしょう。

さらに iPhone を使ったテザリングについてもカウントされます。ただし、au・ソフトバンクでテザリングオプションに加入していると上限は 7.5GB になります

どれくらい遅くなる?

送受信の通信速度が最大 128kbps に規制されます。ドコモによれば 1MB ほどのウェブページを開くのに1〜2分かかる速度です。

LTE 回線を使った場合、iPhone 5s/5c のデータ受信速度は最大 100Mbps と言われているので、128kbps はその約800分の1になります。

しかも「最大」128kbps なので、常に 128kbps とは限りません。また、3G 回線に関しても最大 128kbps の規制が行われます。

いつまで速度が規制されるのか?

ドコモ・au の場合は、その月の末日まで通信速度が制限されます。

一方でソフトバンクの場合は、請求の締め日まで通信速度が制限されます。ソフトバンクの請求締め日は毎月10日・20日・末日の3種類があります。

どの締め日に当たるのかは契約書・請求書・My SoftBank で確認できます。

「いつまで規制が続くのだろう?」と気になっている方は現在使用されてるキャリアを確認してみてくださいね。

速度制限を解除する方法(有料)

その月の末日・請求締め日を待たずに規制を解除する方法もあります。ただし、いずれも追加料金が発生します。

ドコモは「128kbps通信解除」、auは「エクストラオプション」、ソフトバンクは「通常速度に戻すお申し込み」を申し込みます。

これによって2,625円で、2GB までの通信が通常の通信速度で行えるようになります

au の場合は、1度申し込むと 7GB を超過した際に 2GB の追加容量を自動購入することになります。その 2GB を使い切った際には再度購入します。

ソフトバンクは、au のような形で 2GB の追加容量を自動購入させることもできます。

「通信速度を早い状態にすぐ戻したい!」という方は追加容量を購入してしまいましょう。

7GB制限の対策

その1:自分のデータ通信量を確認する

各社が用意しているウェブページ・アプリでデータ通信量を確認すれば、使い過ぎを防げます。

さらに各社ではデータ通信量の合計が 6GB に達すると上限の 7GB が近いことを知らせる、メールによる通知も行っています。

その2:Wi-Fiを積極的に使う

Wi-Fi を使った通信はカウントされないので、各社が設置している Wi-Fi スポットを積極的に使いましょう。

特に動画の視聴・アプリのダウンロードなど、データ通信量が多くなりやすい作業は Wi-Fi で行うようにすると効果的です。

【保存版】各キャリアで使える無料Wi-Fiまとめ。7GB制限や大容量アプリのダウンロードに備えよう。
月末に通信制限になる人は必見!『タウンWiFi』で通信量を制御しよう
コンビニやスタバのWiFiを自動接続! 通信制限が怖くなくなるアプリ

さらに自宅でも Wi-Fi を使うようにすれば、かなりの通信量を減らせるはずです。

その3:iPhoneの設定を見直す

多少不便になりますが、3G/LTE 回線を使って同期・更新しないようにしましょう。これらの作業は Wi-Fi に接続した際に行われるようになります。

設定アプリを開いて【iTunes & App Store】・【Safari】の「モバイルデータ通信」をオフにしましょう。

iPhone 設定 iPhone 設定


iPhone iOS 7 さらに【iCloud】の【書類とデータ】にある「モバイルデータ通信」もオフにしましょう。


iPhoneの通信量を減らして3G/LTEの速度制限を防ぐ方法【iOS 9対応】


その4:Chromeの新機能を活用する

iPhone でウェブページを見る時に使うアプリを「Chrome」に変えてみましょう。

最新版の Chrome にはウェブページをサーバで圧縮して iPhone に届ける機能があります。通常に比べてデータ通信量を 50% まで削減できます

左:メニューを開いて【設定】をタップ。
右:【帯域幅】をタップします。

iPhone Chrome 設定
iPhone Chrome 設定


左:【データ使用量を節約】をタップ。
右:スイッチをオンにします。これで完了です。

iPhone Chrome 設定
iPhone Chrome 設定


仕組みは以下の記事でご紹介しています。

Chrome v.28: データ通信量の削減機能に注目!Google製アプリとの連携も可能に。無料。

通信制限で規制されてしまう前に早めにiPhone設定を変えてしまいましょう。

なぜ7GB制限を設けているのか?

2つの目的があると考えられます。

第一に回線の混雑を防ぐ。現状でもスマートフォンユーザーの増加に伴い、都市部を中心として回線が混み合っていることがあります。

「7GB」という上限を設けることで通信量をその枠内に抑える効果が期待できるほか、通信速度を遅くすることで全体の通信量を削減する効果もあります。

おそらくこの制限がなければ、今以上に 3G/LTE 回線が混雑すると思われます。

第二に利用者の公平性を保つ。au は、これを理由に 7GB 制限を行っていると説明しています。

【iPad】データ通信7GB通信速度制限とはどういうものですか? – au Q&Aプラス

一部の利用者が大量にデータ通信を行えば、他の利用者は通信しにくい状況になることがあります。同じ料金を支払っている場合、公平な状況とは言い難いです。

そこで 7GB 制限・通信制限を行うことで、一部の利用者が常に大量の通信を行えないようにする効果があると考えられます。

参考(順不同)

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