iPhoneアプリのマーケティング、App Storeでうまくいくためのコツとは?

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人気お絵かきアプリSketchesの開発会社LateNiteSoftがThe Cruel Economy of the App Storeという長文エントリにてAppStoreで売り上げを立てることをテーマに書いた記事が良かったのでほぼ訳して紹介します。ただ、分量が多いため3つに分けて内容を紹介しようと思います。

目次

The Cruel Economy of the App Store

このWiredの記事にもあったように7月11日から2月で$250,000売り上げたTrismというアプリもある。悪くない数字だ。しかし、iPhone アプリのマーケットはデスクトップのシェアウェアの市場と大きく異なる。Mac のシェアウェアの市場はたゆまず広がるユーザーベースに根ざした健全なもの(一旦紹介されると寿命が長い)であるが、App Storeの現在のやり方では一度iTunesのおすすめアプリに取り上げられれば、他のメディアやブログに紹介されるように、シェアウェアの市場よりは音楽CDを販売するメディアビジネスに近いものがある。

*Trismの日本語記事:2ヵ月で2500万円ゲット:『App Store』は一獲千金のチャンス | WIRED VISION

App Storeは間違いなくiPhoneアプリを知るための最も影響力のある強大な販売チャネルだ。人気リストに載ること、外れることで売り上げは全然違ってくる。

App Storeの売り上げに影響する5つの要素

App Store の売り上げに影響すると思われる5つの要素がある。製品、価格、Appleに紹介されるか(Apple Product Placement)、人気チャートでの順位、そして星の各付けだ。

製品(Product):あなたの製品はいくつものスクリーンショットやアプリの解説などで見込み利用者に見てもらうことになる。より良く説明し、より使いたくなるような画面を用意することがあなたのiPhoneアプリの売り上げに貢献することになる。

価格(Price):App Store のiPhoneアプリの価格は極めて低い。多くのユーザーは$4.99以上のアプリを買おうとしない。当初$20から$25でApp StoreにiPhoneアプリを出そうとしていた者達にとっては驚きの結果だ。かくして、値段が低ければ低いほど売れるかもしれないというように市場ができてきている。

Appleに紹介されるか(Apple Product Placement):アップルに紹介されることは大きい。これは完全にアップル主導でなされることではあるが、「新着アプリ(What’s new)」や「いけているiPhoneアプリ(What’s hot)」のリストやiTunes App Storeのホームページで紹介されることでアプリの売り上げが大きく影響されることになるだろう。

リストのTop25 以内にいることはアプリの売り上げに大きく寄与する。ユーザーは他のユーザーを信頼するもので、もしあなたのアプリがランキングトップにいるものなら、多くの人がそのアプリを購入するだろう。また、そのカテゴリ(たとえばエンターテインメント)の最初に位置するのであれば利用者へのよい説得材料となるだろう。

星による格付けもいくらか影響力がある。そのアプリを使った利用者が他の利用者に対してそのアプリが良かったかどうかを伝えるもう一つの手段だ。多くの利用者がこの格付けをアプリ購入の参考にすることだろう。星3つ以上であればまぁいい。そうでなければ良くないアプリだとみなされることになる。

次はiPhoneアプリのマーケティングの鍵となる5つの要素、その解説。 : AppBank、その次は、iPhoneアプリのマーケティング施策と、App Storeのトレンドと現実。 : AppBankに続きます。

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