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例年通りなら、『iOS 11』はiPhone 8の発売前に正式リリースされます。
そうなれば、iPhone 8にはiOS 11がインストールされた状態で出荷されることになるので、iOS 11にはiPhone 8の姿を予想するヒントがあるかもしれません。
iOS 11のデザイン
iOS 11では、コントロールセンターなどのデザインが全体的に丸みを帯びています。
2/ Many of the new interfaces they have added in iOS11 sport quite rounded rects which would match nicely a screen with rounded corners. pic.twitter.com/Xuhw9PRQKu
— Tyler Hansen (@tyhan1) 2017年6月28日
iPhone 8の画面は四隅が丸みを帯びた形になると噂されているので、これに合わせた変更ではないかと考えられます。
動画再生時に表示されるコントローラも新しくなりました。タイムバーは画面下に、全画面表示・拡大縮小ボタンは画面左上、音量調整ボタンは画面右上に移動しています。
画面上の中央が空いているので、iPhone 8で受話口やFaceTimeカメラが画面に出っ張ることを想定したデザイン変更ではないか、との推測があります。
#iPhone8 Hands-on Video
(sort of)(Dummy + Printed Picture + Screen Protector) pic.twitter.com/gkKjWH0tLe
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) 2017年6月23日
受話口やFaceTimeカメラが出っ張り、その左右の余白も画面になることから、iOS 11で電波レベルの表示が「●」から縦長のバーに変わった点も、この余白に収めるためにサイズを小さくする必要があったからではないか、と考えられています。
iOS 11ではSiriを使用中に表示されるアイコンも変更されました。そのサイズや位置がiPhone 8から導入される仮想ホームボタンと同様なのではないか、という説もあります。
→ iPhone 8の新ホームボタンのヒントをiOS 11で発見?
iOS 11の新機能
写真や動画を効率よく圧縮できる技術として『HEIF』と『HEVC』が導入されます。
ニュースサイト『9to5Mac』は、iPhone 8でカメラが強化されることによって、写真や動画の容量が増えることを見越して、iOS 11でこれらの技術を導入したのではないか、と指摘しています。
iOS 11ではSiriの役割が増え、『Core ML』によって機械学習を利用したアプリが増えると考えられます。こうした処理を専門に担うAI専用チップが開発中だという噂があり、早ければiPhone 8に搭載される可能性もあります。
→ iPhone 8は「Siri専用チップ」搭載か
拡張現実(AR)アプリを支える仕組みとして『ARKit』も導入されます。
ARアプリの増加にともない、さらに高い処理能力が求められるようになりますが、ARアプリやゲーム以外ではその能力を持て余してしまいます。
そこでiPhone 8では、『iPhone 7』に搭載されているA10 Fusionプロセッサのように、高性能コアと低電力コアを組み合わせたプロセッサが引き続き採用されるでしょう。
その他
開発者やテスト参加者に公開されているベータ版iOS 11からは、使われていない充電開始時の通知音とみられるファイルが発見されています。これはiPhone 8で採用される、ワイヤレス充電を開始した際に再生される音ではないか、という見方があります。
→ 【iOS 11】iPhone 8用のワイヤレス充電の通知音を追加?
参考
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ユーティリティ ・容量: 110.4 MB ・バージョン: 1.1.1 |