iPhoneのパスコードを突破する機械、その実力は?

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iPhoneのパスコードを突破する機械、その実力は?


海外では「『iPhone 7』のパスコードを突破できる箱」が約54,000円で販売されています。これを実際に試したという動画が公開されました。

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パスコードを片端から入力して突破を試みる

『EverythingApplePro』の動画で紹介されている箱を使えば、iPhoneを操作することなく、パスコードを片端から入力して突破を試みることができるそうです。

通常なら、パスコードを片端から入力して数回間違えると、一定の時間は操作を受け付けないペナルティ時間が発生します。

そこでこの箱は、この制限がない、iOSをアップグレードする途中・データ復元時のパスコード入力画面や、パスコード変更後10分間の時間を利用します。『iOS 10』ではパスコードを変更してから10分間は、操作を受け付けないペナルティ時間が発生しません。

10回間違えるとiPhoneのデータを消去する設定も、上記の場面では機能しないようです。

とはいえ、『TechCrunch』の計算によると、それでも4桁のパスコードで3日以上、6桁のパスコードで374日かかります。

片端から入力していく途中で正しいパスコードが見つかれば想定より短時間で突破できますが、いずれにしてもすんなり突破できるわけではありません。

Appleは弱点を修正済み

Appleは今秋に公開予定の『iOS 11』、そして開発者に公開している『iOS 11 beta 4』でこれらの弱点を修正した、とTechCrunchは報じています。

これによって4桁のパスコードでは突破に70日、6桁のパスコードでは突破に19年かかることになるようです。

パスコード認証に10回失敗した場合、iPhoneのデータを消去する設定がオンになっていて、これらが正しく機能するなら、突破前にデータが消去される可能性が高いでしょう。

いずれにしても、6桁のパスコードを設定する・データ消去の設定をオンにする・iPhoneを放置しない、といった対策は必要です。

もし4桁のパスコードを設定済みの場合、設定アプリの【Touch IDとパスコード】→【パスコードを変更】で6桁に変更できます。

データ消去の設定は、同じく【Touch IDとパスコード】で「データ消去」をオンにすることで有効になります。

参考

Apple サポート ・販売元: iTunes K.K.
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ユーティリティ
・容量: 110.4 MB
・バージョン: 1.1.1
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