新型MacBook Proの分解画像から見える「Appleの意外な変化」とは?
新型『MacBook Pro』を分解した画像を海外掲示板Redditのユーザーが公開しています。
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* Source:MacRumors, u/the_Ex_Lurker(Reddit)
分解画像から判明したMacBook Proの内部構造
Redditユーザーのthe_Ex_Lurker氏が、入手した14インチ『MacBook Pro』を分解した画像を投稿しました。
プロセッサが独自のM1 Proに変更され、デザインも刷新された新しい『MacBook Pro』ですが、同氏によれば、分解自体は「内部は2016-2021年のMacBook Proと同じような」手順だったとのこと。
バッテリーは完全に接着されておらず、代わりにiPhoneと同じような接着剤付きプルタブで固定されており、バッテリー交換がよりシンプルになっているそうです。
『MacBook Pro』はユニボディになっているため、キーボードの交換は容易ではありません。対して、MagSafeを含む外部接続ポートはモジュール式なので、比較的簡単に交換できるとのこと。14インチモデルの内部にはデュアルファンが搭載されており、そのサイズは旧13インチ『MacBook Pro』のファンよりもわずかに大きいそうです。
リーカーのL0vetodream氏も、Twitterで16インチ『MacBook Pro』モデルの分解画像を公開しています。同氏は、M1 Maxチップが「本当に大きい」と述べており、画像ではデュアルファンとヒートパイプが確認できます。
M1 Maxを搭載したMacBook Pro 16インチを初めて分解しました。新しいM1 Maxチップの面積は本当に大きい。チップ上のRAMは4つに分けられ、デュアルファン+シングルヒートパイプの全体的なモジュール化 内部のデザインは規則的で、メンテナンスは比較的便利です。今回持っているのは、1Tトップ搭載版(ノンカスタマイズ版では最高構成)です。
画像では、中国の1元硬貨と比較されています。1元硬貨は1円玉と同じサイズなので、M1 Maxがノート向けプロセッサとしてはいかに大きいかが分かります。
この投稿を取り上げた『MacRumors』は、14インチと16インチの両モデルとも、デュアルファンの設定や6個のバッテリーのセット、スピーカーシステムの再設計など、内部は似通ったデザインになっている、と指摘しています。
2つの分解レポートは、バッテリー交換など「メンテナンスが便利」になったという点で共通しています。これは、あまり修理性を重視しないことで知られているApple製品としては珍しい変化です。新型MacBook Proでは他にも、多様なポートの復活やTouch Bar廃止など意外な変更が加えられており、Apple自体がこれまでとは設計の考え方を変えているように感じます。
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