お尻に対戦車砲弾が入って爆発物処理班が出動。クリスマス前の英国を騒がせた珍事件とその顛末

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珍事件です。

男性の肛門に第2次世界大戦のころに使用されていた「対戦車砲の砲弾」が入ってしまった、という事件がイギリスで発生し、警察と軍の爆発物処理班が出動する大騒ぎになったと現地の大衆紙『The Sun』などが報じています。

*Category:テクノロジー technology|Source:The Sun, AFPBB News

砲弾がお尻に入ってしまった男

お尻に砲弾が入ってしまった男性は、もし砲弾が炸裂してしまった場合に大変なことになるため、すぐに救急車が呼ばれイングランド西部グロスターシャーの病院に運ばれたとのこと。

(↑)病院のウェブサイト(出典:NHS Gloucestershire Royal Hospital)


その後、病院からの通報を受け軍と警察の爆発物処理班が出動したそうですが、現場に到着した時にはすでに砲弾は無事に摘出されていたとのこと。また、処理班は「砲弾は爆発の恐れはない物だった」と話しています。現役の兵器ではなく骨董品として保管されていた物であったのではないでしょうか。

ちなみに、対戦車砲というのは、こんな感じの兵器です。

(↑)対戦車砲のイメージ(出典:Wikipedia)


また、今回の事件で男性の肛門に入っていたのは「57ミリ対戦車砲用で、長さ17センチ」であったと報道されています。

(↑)砲弾のイメージ(出典:The Sun)


なんとも珍しい事件ですが、海外通信社のAFPBBニュースによれば「男性は医師に対し、趣味で収集している軍用品を整理していた時、砲弾の上で尻もちをついた」と説明しているとのこと。

なお、この男性はすでに退院しており、命に別状はなく順調に回復する見込みであるそうです。

 

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