ウィル・スミスが平手打ちした司会者に謝罪「暴力は許されることではない」クリス・ロックのコメントはなし

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映画俳優のウィル・スミスが、昨日のアカデミー賞のステージで司会者のクリス・ロックを平手打ちした出来事の後、謝罪の意を自身のInstagramで表明しています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:variety ,nbcnews ,CNN ,willsmith

ウィル・スミスがInstagramに謝罪文を公開


「暴力はあらゆる形で毒であり、破壊的です」とウィルは書き初めています。

昨夜のアカデミー賞での私の行動は容認できないし、許しがたいものでした。私を犠牲にしたジョークは仕事として受け入れられますが、ジェイダの病状についてのジョークは私には耐え難く、感情的に反応してしまいました。

この出来事は、司会のクリス・ロックが、ウィルの妻、ジェイダ・ピンケット・スミスの髪を剃った頭(脱毛症であると公表している)をネタをしたことを発端に起きたものです。激怒したウィルは、ステージに上がってクリスの顔を叩いたあと、いくつかの暴言を吐きました。

先日のアカデミー賞の受賞スピーチでは、アカデミーや他の受賞者へは謝罪したものの、クリス・ロック自身について触れませんでした。が、今回は初めて謝罪の言葉を述べています。


私はクリスに、公に謝罪したいと思います。私は言い過ぎましたし、間違っていました。恥ずかしながら、私の行動は私がなりたい男性像を示すものではありませんでした。愛と優しさのある世界に暴力の場所はありません。

なお「nbcnews」によれば、ロサンゼルス警察はこの事件を認識しているものの、クリス・ロックはこの件について被害届を提出していないとのこと。同署の情報筋によると、軽犯罪の暴行事件の可能性があるこのような状況では、告発の希望がなければ、基本的に警官が行動を起こすことはないそうです。

投稿は「また、アカデミー、ショーのプロデューサー、すべての出席者、そして世界中で見ているすべての人に謝罪したい」と続けられています。

ウィリアムズ・ファミリー、そして私のキング・リチャード・ファミリーに謝罪したいと思います。私の振る舞いが、私たち全員にとって、他にはない豪華な旅を汚してしまったことを深く反省しています。私は未熟者です。

なお、クリス・ロックが、ピンケット・スミスが自己免疫反応によって起こる脱毛症に苦しんでいることを認識していたかどうかは不明です。この件についてのクリス・ロックのコメントは現在のところありません。

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