「肋骨を剥き出しにして戦うイモリ」「生き物をグローブ代わりにするカニ」など、意外な武器で戦う生物6選

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生き物をグローブ代わりにする「ボクサーガニ」と、海に生息する猛毒生物3選

海には不思議な生物が数多く存在しています。中には、人間をも死に至らしめる猛毒をもつ生物もいるのです。

【3】とある生き物をグローブにする「ボクサーガニ」

世界中のどの動物よりもユニークな戦い方をする動物がいます。それは「ボクサーガニ」です。名前の通り、このカニは爪を使って敵を殴り飛ばします。


このときに、グローブの代わりになるのがイソギンチャク。イソギンチャクには、魚や他の生物が近寄らないような刺細胞で覆われているため、非常に有効な武器となるのです。

この関係には、イソギンチャク側にもメリットがあります。本来、サンゴや岩に付着して成長したイソギンチャクは、移動することができません。しかし、カニと一緒であれば、あちこちに運ばれ、栄養豊富な場所に移動することができたりします。


そして、移動した先で芽を出し繁殖することもできるのです。これは、一方的な癒着などではなく、協力して外敵と戦い、一方もメリットを得るというユニークな関係性です。

人間も殺してしまう、海に生きる猛毒生物たち3選

このように様々な手段で身を守る生物が存在しますが、強力な毒がいまだ人間にとって脅威であることに変わりはありません。今回紹介するのはヘビでもサソリでもなく、「コヌスマーモレウス」と呼ばれるカタツムリです。


コヌスマーモレウスは体長わずか3〜15cmの地味な軟体動物ですが、人間20人以上を殺すのに十分な毒を持っています。あまり速く動く事が出来ない為、警戒心の少ないターゲットが近付くまで根気強く待ちます。そして、ターゲットが近づいたら槍のような棒を使って毒を注入し捕食するのです。


海に生息する猛毒の生物はもちろん、他にも数多く存在します。

「ハコクラゲ」も攻撃から身を守るために猛毒を持つ生物で、コヌスマーモレウスより多くの人命を奪っています。


本来、ハコクラゲの毒は人間を殺すためではなく、身を守り、獲物を捕らえるために使われます。が、触手をあまり制御できない為、偶然触れてしまった他の動物や人間に被害を与えてしまう事があるのです。実際、1950年代以降、5,500人以上がこのクラゲの毒で死亡しています。


他にも有名な猛毒生物が「ヒョウモンダコ」です。このタコには人間をわずか数分で殺す毒を持っており、恐ろしいところは抗毒素がありません。


「ヒョウモンダコ」のこの猛毒は、瞬時に神経系を停止させ、攻撃してきた生物はおそらく数分以内に死んでしまうでしょう。動物界にはまだまだ、人類が驚くような能力を持った動物が存在しているのです。

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