「iPhone 14」の価格設定に関するアナリストのレポートをテック系メディア「Appleinsider」が共有しています。
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「iPhone 14」は100ドル値上がりとの予測。日本では最安モデルも13万円超に
「Appleinsider」によると、投資銀行のアナリストであるダン・アイブス氏が「iPhone 14には100ドルの値上げが来る」との見方を示したとのこと。同氏は、製造コストが「全体のサプライチェーンにわたって増加している」と指摘しており、Appleが消費者にこれらのコストを転嫁すると予測しています。
Appleが値上げに踏み切った場合、標準モデルのコストはかなり跳ね上がる可能性があります。通常モデルの「iPhone 13」は799ドル、Proモデルは999ドルですが、100ドル値上げされた場合、iPhone 14は899ドルから、Proモデルは1,099ドルからになるでしょう。
TSMCやサムスンを始めとしたAppleのサプライチェーンでは、インフレや半導体不足などの影響で、製造コストが上昇していることが多数報告されています。Appleはそのコスト増加の影響を受け、製品の価格を上げざる負えない状況に陥っているようです。
「Appleinsider」によれば、他のアナリストもアイブズ氏が主張する値上げの可能性を認めているとのこと。ただし、「生活費の上昇を考えると、Appleが値上げを逆効果になると判断するかもしれない」と指摘しています。
また、以前にはテック系メディア「iDrop News」も、Proモデルは100ドルづつ値上げされると予測していました。ただし、同メディアは値上げはProモデルのみで、通常モデルは同じ価格になると指摘しています。
同メディアによれば、「iPhone 14」の通常モデルは見た目、中身ともにほとんど前モデルと変わらないとのこと。確かに、ほとんど進化がないまま100ドルの値上げを正当化することは難しいかもしれません。
Appleがこれを実行に移すかどうかは不明ですが、昨今のインフレやAppleの傾向を見る限り、値上げされてもおかしくはありません。さらに、日本では円安が急激に進んでおり、そのiPhone 14の価格もさらにその煽りを受ける可能性があります。
今回の予測が正しければ、iPhone 14の通常モデルは最安でも、iPhone 13の256GBモデルと同じ132,800円(税込)からとなるかもしれません。なお、現在も円安は進んでいるため、iPhone 14発表時には米国価格が同じでも、日本ではさらに高額になる可能性もあります。
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