イッセイ ミヤケとスティーブ・ジョブズと:伝説の「黒タートルネック」スタイル誕生秘話

[PR] 本ページで紹介しているECサイトやメーカーなどから購入実績などに基づいて手数料を受領する場合があります。

ジョブズが「黒のタートルネック」を着続けた理由


ユニフォームの試みは失敗に終わったものの、この経験から得られた良いこともありました。

それは、ジョブズと三宅一生氏が友情を深めたことです。そして、三宅一生氏は、ジョブズだけのために服を作ることにしました。

三宅一生氏は、ジョブズの好きな黒のタートルネックを100着くらい作りました。おそらく一生分はあるでしょう。

ジョブズは、毎日同じものを着るというアイデアに夢中になりました。それは、便利なだけではなく、自分のスタイルを確立するためでもあります。

ジョブズは、Appleのためにすでに実行してきたことを、今度は自分のために行おうとしたのです。

しかし、ジョブズのユニフォームの特徴は、黒いタートルネックだけではありません。ジョブズのユニフォームには、リーバイスの501オリジナルフィットのジーンズ、ニューバランスのスニーカーも必要です。

この服装は、Appleファンの中でよく真似されています。

2011年にジョブズが亡くなった後、セントクロイという会社から彼の象徴であるタートルネックを買い求める人が続出し、人々は熱狂しました。

セントクロイ社は、スティーブ・ジョブズが同社のファンであったと主張しています。しかし、ジョブズはこの会社からシャツを購入したことはなかったため、事実かどうかは定かではありません。

しかしそれでも、175ドル(約23,000円)の黒のタートルネックの在庫はジョブズの死後わずか数日で売り切れたのです。

ジョブズの象徴的なタートルネックの真のデザイナー兼サプライヤーである三宅一生氏は、2017年にアップデート版をリリースしました。それは「セミダルT」と呼ばれ、ジョブズが着用したオリジナルよりもトリミングされたシルエットと高い肩が特徴でした。

なお、このセミダルTは、ポリエステル60%、綿40%で作られ、270ドル(約36,000円)でされ、2018年に生産が終了しています。

1 2
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

新着記事

マックスむらいの最新ドッキリ動画

目次