初登場のGoogle製「Pixel Watch」が「Apple Watch」に〝圧勝〟のワケ

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Googleは10月に、同社初のスマートウォッチとなる「Pixel Watch」を発売する予定です。このPixel Watchについて、Google専門の米メディア「9to5Google」が解説しています。



*Category:テクノロジー Technology|*Source:9to5Google(1) ,(2) ,Google

Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」のスペック


「Pixel Watch」は円形デザインで、幅が約40mm、厚さが約14mmとなっています。側面には回転したり押したりすることができる竜頭があり、そのすぐ上にはボタンが1つ見られます。

カラーリングはシルバー、ブラック、ゴールドの3色で展開され、様々な種類の20mmバンドが準備されているとのこと。OSにはWear OS 3を採用し、チップにはサムスンのExynos 9110を搭載し、1.5GB以上のメモリ(RAM)と、32GBのストレージを搭載すると噂されています。チップはやや古いものの、メモリとストレージは現在のWear OS搭載製品の中でも最も多いものです。

バッテリー容量は300mAh弱で、USB-Cのマグネット式充電器で充電できるとのこと。バッテリーは1日持つと予測されており、その他にGPSや50m防水、NFC、ヘルスセンサーの数々などを備えるとみられています。なお、日本向けモデルではFelicaへの対応も期待されるところです。

「Pixel Watch」には、Bluetooth/Wi-Fiモデルとセルラーモデルが用意されます。また、関係者筋の情報によれば、このセルラーモデルは米国で399ドル(約5.7万円)になるとのこと。


これはBluetooth/Wi-Fiのみの「Apple Watch Series 7」と同じ価格で、セルラーモデルと比べると100ドル安い価格設定となっています。Bluetooth/Wi-Fiモデルの価格は不明ですが、セルラーモデルよりは安い価格になるはずです。

「Pixel Watch」は四角いディスプレイを特徴としたApple Watchに比べ、円形のディスプレイを搭載したデザイン重視ともいえるモデルです。また、最も期待できるのがWear OS 3を搭載したという部分でしょう。これまでApple Watch以外のスマートウォッチはOS面がネックとなっていましたが、Google純正である「Pixel Watch」の登場はこの現状を打破するものとなるかもしれません。

そして何よりも〝圧勝〟といえるのが価格面です。「Pixel Watch」には、Bluetooth/Wi-Fiモデルとセルラーモデルが用意されます。「9to5Google」によれば、Bluetooth/Wi-Fiモデルは349ドル(約5万円)、セルラーモデルは399ドル(約5.7万円)になるとのこと。

「Apple Watch Series 8」と比較すると、Bluetooth/Wi-Fiモデルは約50ドル、セルラーモデルは100ドル安い価格設定となっています。なお、Pixel Watchの交換用「Active」バンドに関しては、49ドル(約7千円)になるとのこと。

また、Googleが円安の現状で、日本向けの価格設定をどうするかも見どころです。「Pixel 6a」はドル建て価格で449ドル(約6.4万円)ながら、日本での発売価格は53,900円と、ほぼ1ドル=120円の価格設定になっています。このレートが維持されれば、円安の現状でも安く変える、非常に魅力的なモデルとなるかもしれません。

Googleは新製品発表イベント「Made By Google Event」を日本時間10月6日23時に開催します。このイベントでは、この「Pixel Watch」と、同社のフラッグシップスマホ「Pixel 7」シリーズが同時に発表される予定です。

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