【異例】監督として初選出! 「アレックス・ファーガソン」と「アーセン・ベンゲル」がプレミアリーグ殿堂入り

目次

• 1. プレミアリーグ殿堂入りとは？
• 2. アレックス・ファーガソンはどんな人？
• 3. アーセン・ベンゲルはどんな人？
• 4. 偉大な巨匠ここにあり！

プレミアリーグ殿堂入りとは？

プレミアリーグとはイングランド1部リーグの名称。それの殿堂入りということはかなり名誉のあることですね。英語では「HALL OF FAME(栄誉殿堂)」と呼ばれており、2021年2月に発足されました。

この殿堂入りは、現在活躍している選手は選出されません。1992年の設立から今日に至るまで、プレミアリーグで優秀な成績や活躍をしてきた選手に贈られる賞です。

殿堂入りを果たしたこれまでの選手たち

まだ発足して間もない賞なので、選出される人数もまちまち。2021年は以下の8名。

ティエリ・アンリ、アラン・シアラー、フランク・ランパード、ロイ・キーン、デニス・べルカンプ、エリック・カントナ、スティーブン・ジェラード、デイビッド・ベッカム

2022年は以下の6名。

セルヒオ・アグエロ、ディディエ・ドログバ、バンサン・コンパニ、ピーター・シュマイケル、ポール・スコールズ、イアン・ライト

サッカーをしている人からすると、全員すごい選手ばかりですね。プレミアリーグでその名を知らない人はいないくらい偉大な選手たちです。

2023年はまだファーガソンとベンゲルの2人だけですが、これから色々な他の選手も選出されるでしょう。

引用元：ゲキサカ公式サイト

アレックス・ファーガソンはどんな人？

スコットランド人のファーガゾン。代表でも活躍しましたが、突出すべきはその監督としての手腕です。1986-87シーズンからイングランドのマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)を率いて27年という驚くべき長さで政権を築きました。

また、チャンピオンズリーグや国内リーグ、カップ戦など合計で15個ものタイトルを獲得しています。

若手発掘にはかなり力を入れていて、ベッカムやルーニー、C・ロナウドを育て上げました。日本では香川真司がファーガソンに見そめられてマンチェスター・Uに入団しましたね。

プレミアリーグは強豪チームばかりでしたがマンUに勝てるチームはそうそういませんでした。

彼の性格はとても激しく、チームとしては規律性をかなり重視しており選手たちも苦労したでしょう。

アーセン・ベンゲルはどんな人？

フランス人であるアーセン・ベンゲル。監督業は1981年からでフランスのユースチームから指揮をとっています。様々なチームを牽引してきたのち、アーセナルでは22年という長期に渡り指揮をとっており、チャンピオンズリーグこそ獲ることはできませんでしたが、国内リーグやカップ戦を制し、10のタイトルを獲得しました。

2003-04シーズンではインビシブルズという偉業を達成。(26勝12分0敗という無敗優勝のこと)

ファーガソンと共にプレミアリーグを盛り上げてきた1人であり、彼も若手育成に力を入れていました。アンリやキャンベル、リュングベリといった各国の代表クラスを何人も輩出しています。

ベンゲルは一度だけJリーグの監督をやっていたこともあり、日本人にも馴染みのある監督でした。日本代表監督になるかもしれないという噂もかなりありましたね。

彼はファーガソンとは異なり、紳士的な監督で、選手の個性を重視するタイプでした。

2人のコメントはこちら！

ファーガソンのコメント

プレミアリーグの殿堂入りを心から喜んでいる。このような評価を受けることは名誉なことだ。しかし、決して私だけの成果ではなかっただろう。マンチェスター・Uでの仕事と、そこで生まれた絆に関するものだ。クラブ、スタッフ、選手たちも誇りに思う。私の仕事は、ファンを満足させて家に送ることだった。ユナイテッドの歴史と私自身の期待が私を駆り立て、同じ期待を持って全ての選手を育成し、多くのことを達成できるようにしなければならなかったんだ。

ヴェンゲルのコメント

プレミアリーグの殿堂入りに感謝している。私たちは、常にファンに何か特別なものを提供したいと思っていた。私はアーセナルを愛した人として知られたい。クラブの価値を尊重し、成長して大きくなれるよう努めた。これをサー・アレックスと共有できることは、私にとって大きな名誉だ。彼には敬意があり、そして彼と再会する絶好の機会となるだろう。美味しいワインと昔の戦いの思い出を語り合いたいね。

引用元：サッカーキング公式サイト

偉大な巨匠ここにあり！

これまで多大な成績を収めてきた巨匠2人。この2人のおかげでプレミアリーグをこの世に轟かせたのも確かです。今このリーグでプレーする選手は各国の代表選手ばかりで、各チームハイレベル。

その中で彼らは当時、さまざまな選手を起用して圧倒的な勝利を収めたことで世界中のファンを魅了させました。

この2人に育成された選手は大物ばかりなのもうなずけますよね。これからはどんな形であれ、サッカーに関わって欲しいものです。