【Jリーグ】史上稀に見る混沌!単独トップ“ヴィッセル神戸”の強さとは?

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J1リーグも第8節を終えましたが、今シーズンはサプライズの連続です。昨年横浜マリノスとの首位争いで惜しくも2位になった川崎フロンターレが現在13位。また常勝軍団、鹿島アントラーズもここのところ4連敗で15位と大苦戦中です。逆に昨年まで残留争いをしていたアビスパ福岡と京都サンガが上位争い射程圏内とも言える6位と7位で、その後には昇格組のアルビレックス新潟が続いています。一体誰がこのような経過を予想したでしょうか。

そしてその中でもとくに注目するべきは単独首位をひた走るヴィッセル神戸。第2節以降一度も首位を譲っておらず、その強さは本物です。これまで数多くの高額な補強をしてきたにもかかわらず、なかなか結果に結びつかなかった神戸でしたがようやくここに来て歯車が噛み合ってきたのでしょうか。この記事ではそんな日本の銀河系軍団、ヴィッセル神戸について解説することで今後の優勝争いをもっと楽しく見てもらえようになればと思っています。ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

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第8節終了時点の神戸の成績とは

第8節、ヴィッセル神戸は鹿島アントラーズのホームで行われた試合を5得点の大勝を飾りました。これで今シーズン合計17得点目。そしてこれまでの失点はなんと3失点だけです。この得失点差14という数字は2位名古屋グランパスと比べても倍の開きがあります。それほど圧倒的な強さでシーズンの4分の1を終えたのです。

そしてチームのエースストライカー大迫勇也選手も得点ランクトップの5得点を記録。また鹿島戦では武藤嘉紀選手が2ゴール1アシストの活躍でこちらもさらなる活躍が期待できそうです。この強力な元日本代表アタッカーコンビからは今後も目が離せませんね!

昨年までの低迷を乗り越えて今期絶好調の理由とは

なによりも驚きなのはヴィッセル神戸が8試合を消化してすでに昨シーズンのおよそ半分の勝点と得点をとっている点です。選手が揃っているとはいえ急に強くなりすぎていて「なにがあったの?」と混乱しているファンも多いのではないでしょうか。いったい神戸に何が起こったのか。これまでの神戸と比較して今シーズンでの変化を見ていきましょう。

チームに根付いてきた『勝者のメンタリティ』

まずはなんと言ってもチームの成熟です。有名選手がいると言っても、サッカーはチームスポーツ。1人や2人では勝てません。とは言いつつもやはりそれぞれが特別であることには変わりありません。世界のトップレベルを知る選手たちの考えや経験は徐々にチームに浸透していきます。今年はそれがついにチームのスタンダードとなった、アップデート完了の年だったに過ぎません。チームが一つの方向を向いて闘えていることが、今シーズンの圧倒的な強さに関わっていることは間違いないでしょう。

ネームバリューだけではない‼以前とは違う補強方針

大胆な補強策に出たばかりの神戸が志向していたのはチームのスペイン化でした。そのためアンドレス・イニエスタ選手を始め、ダビド・ビジャ選手、セルジ・サンペール選手などを続けざまに補強。しかし最近はどうでしょう。スタメンのほとんどが日本人です。

ここ1,2年で獲得した選手も、サガン鳥栖から飯野七聖選手、浦和レッズから汰木康也選手、京都サンガから本多勇喜選手などJリーグ内で活躍著しい選手がほとんど。このJリーグオールスターとも言える布陣は勝っても負けても試合を楽しめるはずです!

神戸に足りていなかった最後のピース『齊藤未月』

その補強の中で最も必要だった1人がMFの齊藤未月選手です。神戸に珍しく小柄ながら、そのポテンシャルは本物。前に後ろに何度もスプリントを繰り返し、疲れることを知りません。また中盤でのボール奪取も魅力的で、山口蛍選手だけでは埋めきれないスペースを確実に消してくれます。

今までのヴィッセル神戸では前と後ろに強力な選手がいたにも関わらず、そこを繋ぐ選手がいませんでした。攻撃のときに厚みを出し、守備のときには隙を与えない。そんな選手が神戸には必要だったのです。齊藤選手はまさにそのポイントをクリアするのにベストな選手と言えます。湘南ベルマーレで10代からあらゆる経験をしてきた24歳は酸いも甘いも味わって現在完成形に近づきつつあり、今後の成長が日本サッカー界に影響を与えることは周知の事実です。

これまでを世界に対してJリーグの価値を示してきた遠藤保仁選手や田中マルクス闘莉王選手らのような存在になるではないかと期待してしまいます。今後の日本代表入りを待ちましょう! このままの成績で行けば遠くない未来に実現するはずです。

まとめ:Jリーグの中で一強時代が到来か‼日本のPSGがクラブ世界一を掲げる未来はすぐそこ‼

ここまでのヴィッセル神戸を見ていると、フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンを連想してしまいます。カタールの資本によってチャンピオンズリーグ常連となっているPSGも最初は補強策に難航していましたが今では話題と実力の両取りを叶えており、まさに世界一に最も近いクラブチームの一つ。

しかしリーグアンの現状はPSG一強。ここ10年で3回の2位以外はすべて優勝です。そして現在も単独トップ。依然としてリーグのトップとして君臨し続けています。スター選手も活躍を続けており、昨年のワールドカップで活躍した選手のほとんどは計らずもPSG所属です。ヴィッセル神戸もこの道をたどるのではないかとその姿が見えてしまいます。今後、日本代表の国内組がすべてヴィッセル神戸所属となることもあるかもしれません。そうなればより一層Jリーグが盛り上がるはず。そんな日を夢見てJリーグを注視していければと思います!

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