【MLB】菊池雄星投手が圧巻の5連勝！好調の要因には“3つの秘訣”が！

2023.05.09

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メジャーリーグのブルージェイズｎ菊池雄星投手が5月7日時点で今季無傷の5連勝を挙げました！　そこで今回は、菊池投手についてについての紹介と好調の理由についてお伝えします。海外でも圧巻のピッチングを魅せる要因は一体何なのでしょうか！

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菊池雄星投手とは？

ここからは菊池雄星投手についての経歴や、これまでの活躍についてご紹介します！　プロ入り直後から注目され続けている菊池投手。どのような投手かおさらいしていきましょう！

経歴

菊池雄星投手とは、1991年6月17日生まれの岩手県盛岡市出身の投手です。2009年に行われたドラフト会議にて埼玉西武ライオンズにドラフト1位で入団しました。菊池投手の名を世間に広めたのは、2009年に行われた夏の甲子園。東北高戦にて菊池投手は、自己最速となる154km/hを記録！　実は、この大会では背中の痛みを隠しながら登板を続けていたと語っていた菊池投手。その結果、当時の岩手県勢では41年ぶりとなるベスト8進出を決めました！

実は菊池投手、ドラフト前にはメジャーから注目されていたのです。元々、メジャー志望もあったため海外への挑戦と迷いましたが、「日本の方全員に認められてから、世界でプレーしたい」と考え、日本でプレーすることを決めました。

プロ入り後は、2年目から開幕1軍入りを果たします。この時、フォームを花巻東高校時代のスリークォーターに戻した菊池投手。2013年3月のファイターズ戦には高校の後輩である大谷翔平選手との戦いに注目が集まりました！　4月の楽天戦では、プロ入り後初の完封勝利を収める菊池投手。オフには、石井一久氏の背番号を引き継ぐ形となった、背番号16番に変更されたのです！

その後は、球速を上げてゆく菊池投手。2015年には、当時のサウスポー投手史上最速となる157km/hを記録したのです！　2016年から3年連続で開幕投手を務めることになりました。

2019年1月にシアトル・マリナーズと契約を結びます！　4月のエンゼルス戦でMLB初勝利を記録。特任コーチである岩隈久志氏から指導を受ける場面も。その後のシーズンでは、チェンジアップの制度を高め、ピッチングの安定感を増していったのです。

2022年には、トロント・ブルージェイズに移籍。移籍後からすぐに先発ローテーション入りを果たします。ブルージェイズでは、先発だけでなく中継ぎも経験しているのです！

選手としての特徴

菊池投手の特徴は、スリークォーターから投げ込まれる豪速球！　サウスポーで150km/hを投げる投手はなかなかいないそう！　メジャー挑戦1年目で、大胆なフォーム改造を行った菊池投手。改造により、これまでストレートのみならず、変化球の球速も上げることに成功したのです！

実は菊池投手、ライオンズ入団後に東北福祉大学総合福祉学部通信教育部社会福祉学科に合格！　プロ入り後の大学合格は非常に珍しい事です。「野球選手を引退後もスムーズに働けるように」との考えを持つ菊池投手。

好調を続ける菊池投手

今シーズン、無傷の5連勝を達成するなど好調が続いている菊池投手。メジャー5勝目は、大谷翔平選手の4勝を上回っているのです。ここからは、好調の要因について考察していきたいと思います！　

ピッチクロックの影響

まず1つ目の要因として挙げられることは、今シーズンから新たに導入されたピッチクロックの影響と言われています。この新制度により、困惑している様子の投手がいる中、菊池投手は相性の良さを感じているようです！　ピッチタイマーのリズムで投球することで、考えすぎることが少なくなり、菊池投手のテンポの助けとなっています！　

西武時代から、マウンドで考え込みやすいタイプだったと語る菊池投手。ピッチクロックにより全てをシンプルにして、自身の持ち味を最大限に生かせる投球ができているのですね！