【MLB】藤浪選手が再び炎上も監督は評価?そのワケは…

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オークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎投手は現地5月7日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦で7回からリリーフ登板。しかし8回に連打を浴びて3失点すると、1-5での敗戦の原因となってしまいました。開幕から不安定な投球が続く藤浪選手は現地メディアからまたもバッシングの的に……。それでもアスレチックスのマーク・コッツェイ監督からは意外にもポジティブな評価を受けているようです。そのワケは?

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藤浪投手のピッチングを振り返る

藤浪投手がマウンドに上がったのは1-2で迎えた7回。相手の打順は8番からの下位打線でした。1イニングは好投を見せます! 先頭打者のネーサン・イートン選手は一塁へのファウルフライ、9番ジャッキー・ブラッドリーJr.選手は三塁ゴロに。1番のボビー・ウィットJr.選手には出塁を許しながらも、続く2番のビニー・パスクアンティーノ選手はレフトフライに打ち取り、初回を無失点で凌ぎました。

8回に悲劇が…

ところが2イニング目の8回に悲劇が待っていました。3番のサルバドール・ペレス選手、4番のMJ・メレンデス選手にスプリットを連打されると、無死一、二塁のピンチに。そして5番のニック・プラット選手にストレートを捉えられて右中間へのタイムリーツーベースを打たれます。

続くマイケル・ガルシア選手をファーストゴロに打ち取ったものの、ここで藤浪選手はマウンドを降りることに。代わって登板したサムエル・ロング投手が犠牲フライを許して藤浪選手には自責点「3」がつきました。

防御率は13.94と悪化

結局1-5でアスレチックスは敗北。藤浪投手自身の防御率も13.94と悪化してしまいました。開幕当初は先発でしたが、制球難が原因で4月末にリリーフに降格。その後も4試合で9失点と散々な出来に……。ロイヤルズ戦の翌日、敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦では登板なしに終わるなど、浮上のきっかけをなかなか掴めずにいます。

前回のロイヤルズ戦に続き、再び炎上

1イニングで3回のフォアボールを与えて3失点した前回のロイヤルズ戦後も炎上しましたが、この試合後も再び炎上を回避することはできませんでした。藤浪投手は様々な現地メディアからバッシングにあっています。

『INSC Magazine』は「最悪の契約」と痛烈批判

「最悪の契約」だと痛烈に批判するのはアメリカのオンラインメディア『INSC Magazine』。「シンタロウ・フジナミは2023年シーズンにおける最悪の契約だったことをMLBに示し続けている」と酷評し、「アスレチックスのピッチャーが再び散々なパフォーマンスを見せた」と厳しく評しました。

『SB Nation』は最悪の“悪夢”と表現

またアメリカのスポーツサイト『SB Nation』は「防御率13.50で試合に臨んだフジナミに残念ながら最悪の悪夢が続いた。彼の名誉は7回をウィットJr.への1安打のみで無失点で抑えたこと。ただし8回に崩れてロイヤルズの主砲打線に3連打を許した」と藤浪投手のピッチングに言及し、“悪夢”と表現しています。

メジャー傘下リーグの3Aへの降格を示唆する声も

アメリカ紙『Mercury News East Bay Times』の編集長であるバッド・ジェレシー氏も自身のツイッターにて「アスレチックスはフジナミという大問題を抱えている。先発投手として失格の烙印を押されたばかりか、中継ぎでも失敗した」と批評。

さらに「アスレチックスがそこ(ラスベガス)に移転する前に、ラスベガスに行くことになるかもしれない」とつづりました。これはアスレチックスがラスベガスに移転することと、傘下リーグの3Aに所属するラスベガス・アビエイターズを引き合いに出して、降格の可能性を示唆したものです。

一方でアスレチックス専門サイト『A’s Unleashed』のカール・ブスチェック氏も「フジを3Aに送る可能性を探ってみてはどうかと考え始めている。メジャーで通用する中継ぎとは思えない」とツイッターで語っています。

それでも監督はポジティブな評価

低評価が続く藤浪投手ですが、そんな悩める右腕をマーク・コッツェイ監督は意外にもポジティブな評価を与えています。「フジナミを2回投げさせるつもりだったが、そうはいかなかった」と話しながらも、「初回のピッチングは本当に素晴らしかった。たくさんストライクを投げたし、フォアボールを与えなかった。ストライクを投げているということは、良い兆候だ」と徐々に調子が上向いていることを強調しています。ちなみにこの試合で藤浪投手は38球中ストライクが19球でした。

監督としては起用した自分にも責任がありますから強くは批判できませんし、なにより自ら率いる球団の選手に少しでも前向きな声をかけて奮い立たせたいという気持ちがあるのかもしれませんね。

制球難の改善と復活に期待

阪神時代にも制球難に苦しんでいた藤浪投手は、これまでも科学的かつ理論的なトレーニングで改善に取り組んできました。メジャーリーグという日本のプロ野球とはまた違う環境に身を置きながら、その効果を体現するのは容易ではないでしょう。完全復調に至るにはやはり時間がかかるのかもしれません。とはいえ197センチの長身から繰り出される速球は魅力。なんとか復活を遂げてほしいですね。

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