14日(日本時間15日)にグリーブランドで行われた、ガーディアンズ対エンゼルスの試合。この試合で起きた珍プレーにより注目を浴びることになってしまったのが、大谷選手の同僚・ドゥルーリー選手です！ 野球に詳しくない方やそのシーンをよく見ていない方にはなぜ珍プレーなのかわからないような一幕ですので、こちらの記事でたっぷり解説していきます！
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目次
- 1. 話題のドゥルーリーってどんな選手？
- 1.1. ドゥルーリー選手とエンゼルス
- 2. 自身も困惑？ 問題の珍プレーシーン！
- 2.1. これってアウトなの⁉
- 2.2. 疑惑の判定？ ファンの反応は？
- 3. ガーディアンズ対エンゼルスの試合結果は？
- 3.1. この日の大谷選手！
- 4. 今後もエンゼルスから目が離せない!!
話題のドゥルーリーってどんな選手？
フルネームはブランドン・ドゥルーリー。日本ではドゥルーリーの他に、ドルーリーやデュルーリーと表記されることもあります。大谷選手の所属するエンゼルスとは、2022年の12月に契約を結んだばかりの新戦力です！ 年齢は30歳。内外野いろいろなところを守ることができるユーティリティープレーヤーで、2022年には長打率がナ・リーグ9位と打撃でもチームに貢献できる優秀な選手です！
ドゥルーリー選手とエンゼルス
実はこのドゥルーリー選手、エンゼルスのネビン監督の元教え子なんです。出会いはダイヤモンドバックスの傘下でプレーしていた頃で、その後も何かと交流があったようですね。更に父親の影響でドゥルーリー選手もエンゼルスファンとして育ったことが、エンゼルスとの契約に至った理由とされています。他にもドゥルーリー選手に興味を示している球団がいくつかあり、それらの球団との方が高額で契約できたはずだと言われているようです。それでもエンゼルスを選んだドゥルーリー選手からは、監督やチームへの大きな愛を感じますね！
自身も困惑？ 問題の珍プレーシーン！
日本時間15日に行われた対ガーディアンズ戦での一幕です。1点ビハインドの0-1で迎えた5回表、エンゼルスは先頭ウォード選手がヒットを放ち出塁。続くドゥルーリー選手の打球はショートゴロとなり、あわやダブルプレーかというシーンで事件は起きました！ 相手セカンド、ヒメネス選手の投げたボールが悪送球となり一塁ベンチの方へ。その間一塁ベースを駆け抜けていたドゥルーリー選手は余裕をもって帰塁のため歩いていたところ、カバーに入っていた相手キャッチャー、ズニーノ選手によってタッチアウトを取られてしまったのです！
これにはドゥルーリー選手も、何が起こったのかわからないといった表情で立ち尽くすしかなかったのかもしれません。
これってアウトなの⁉
そう思われた方も多いのではないでしょうか？ 野球のルールに詳しくないと見過ごしてしまいそうなシーンですが、この場合はアウトです！ 野球には「一塁ベースを駆け抜けた後、進塁の意思を示す動作を確認した時点でベースから離れたランナーと認識する」という一塁駆け抜けのルールがあります。
もちろんドゥルーリー選手もこのルールを理解したうえでプレーしているはずですが、今回の場合は該当しないと思い込んでしまったのでしょうね。確かにそのシーンをよく見ていないと、進塁の意思を確認することは難しいように思います。
疑惑の判定？ ファンの反応は？
この試合でのドゥルーリー選手へのタッチアウト判定が、国内外のファンの間で”疑惑の判定”として密かな話題となっているようです。「アウトになるの？」「判定厳しくない？」といった疑問の声がある一方、「あれは完全にアウトだね」「審判はよく見ていた」といった判定が正当なものであるという意見も多く見られます。
また「選手がルールを理解していない」「一塁コーチは何のためにいるんだ！」といったような、ドゥルーリー選手や一塁コーチへの厳しい意見もいくつか見られました。
ガーディアンズ対エンゼルスの試合結果は？
5回表に起こったドゥルーリー選手の珍プレーについてお話ししてきましたが、その後試合はどうなったのでしょう？ 5回表時点で0-1と1点のビハインドを追っていたエンゼルスは8回に1点返したものの、その8回裏に3点を献上してしまい1-4で最終回へ！ 9回表になんとか2点追加するも反撃はここまでとなり、最終スコア3-4でエンゼルスは連敗となりました。
結果的にではありますが1点差での敗北となってしまったエンゼルスにとって、あの珍プレーからのタッチアウトは少しもったいない1アウトとなってしまったように思います。
この日の大谷選手！
3-4で敗北を喫してしまったエンゼルスですが、この日も大谷選手はしっかり活躍していました！ 1-4で迎えた9回表、相手ピッチャー、クレース選手のスライダーをセンター前へ運び2試合連続安打、2試合連続打点を記録。直後に二塁への盗塁を成功させ同点機を演出するなどの活躍を見せてくれました！
この日がアメリカ時間での母の日だったことからピンク色の手袋と肘あて、スパイクのひももピンク色のものを使用して試合に臨み、母への思いと活躍する姿を日本に届けたようです。
今後もエンゼルスから目が離せない!!
今回の試合は1点差での敗北という悔しい結果に終わってしまったエンゼルス。ここの所あまり調子が良くないとされているエンゼルスですが、シーズン終了までまだ何か月もあります！ まずは地区優勝、そしてリーグ優勝を目指して頑張ってほしいですね！
今回の試合ではあまり良くない形でスポットライトを当てられてしまったドゥルーリー選手。次は活躍した姿を私たちに見せてほしいですね！ もちろん大谷選手の活躍にも大いに期待しています!!
