【野球】交流戦は史上初の結末に!! “TQB”を徹底解説

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今シーズンの交流戦は、近年稀に見る大接戦でした。1位を争うチームが4チームおり、そのすべてのチームが11勝7敗と勝敗数で並び、TQBという数値を基に、順位が決められました。TQBという数値は、あまり聞き慣れない野球用語ですよね。そこで、今回は、勝敗が同じ場合に使用されるTQBについてと大混戦の交流戦を制したチームを解説していきます。

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交流戦の順位は混戦に!

今シーズンの交流戦は、首位争いをしているチームの勝敗が同じという大混戦。福岡ソフトバンクホークス・読売ジャイアンツ・横浜DeNAベイスターズ・オリックスバファローズの4チームが11勝7敗で並んでいました。

一時期、楽天ゴールデンイーグルスも優勝の可能性を残しており、5球団が争う形となり、かなりの混戦模様。この争いを制し、どこの球団が優勝を勝ち取ったのかは、後ほど解説していきます。

プロ野球の順位の決め方!

通常のペナントレースで順位を決める際に、まず用いられる数字が勝率です。長いシーズンを戦っていくと、勝率でほとんどの順位が確定します。そして、勝率が同率の場合、セ・パで順位を決める方法が変わってくるとのこと。

セ・リーグの場合、トータルの勝ち数・同率で並んだ球団同士の対戦勝率・交流戦を除いた勝率・前年度の順位の順で決めていきます。一方、パ・リーグの場合、同率で並んだ球団同士の対戦勝率・交流戦を除いた勝率・前年度の順位の順で決定。

ですが、この方法は、交流戦では適用できませんね。なので、交流戦の順位決定方法は、1番の指標は、勝率、そらでも決まらない場合は、トータルの勝ち星・直接対決の成績・TQB・ER-TQB・チーム打率・前年度の交流戦の順位で決定します。

TQBとは?

今回、混戦を極めた交流戦では、史上初のTQBで順位が決定しました。TQB(トータル・クオリティ・バランス)というのは、得失点差率の事です。

1イニングで、どれだけ得点を取り、失点をしているかが一目でわかる数値になっており、この数値が高い方が得点を多く取れているチームの為、順位が上になります。こちらの計算方法は、(チームの総得点÷攻撃イニング数)-(チームの失点数÷守備イニング数)で算出。2005年に交流戦開始後、初めてTQBを使用した順位決定となり、SNS上で、かなり盛り上がっていましたね。

自分の応援しているチームのTQBを計算。他のチームとどれくらい差があるのか算出し、優勝の可能性が残されているのか、議論されていました。今後の、交流戦でも、順位決定に用いられる可能性がある指標なので、ぜひ覚えておいて下さい。

初優勝を勝ち取ったのは?

今シーズンの交流戦は、横浜DeNAベイスターズが史上初の優勝を勝ち取りました。これまでに、6球団が優勝し、横浜DeNAベイスターズは、7球団目・セ・リーグでは3球団目の快挙を達成。昨シーズンまでの交流戦の成績は、157勝222敗と大きく負け越しており、最高順位は、3位。

最下位を5度経験しており、交流戦を得意としていませんでした。ですが、今シーズンは、バウアー投手が3戦3勝の活躍・打撃陣も宮崎選手・牧選手が大暴れし、チームの勝利に大きく貢献。

今シーズン、初優勝を勝ち取った事で、来年以降の交流戦で、苦になる事なく、戦うことができるかもしれませんね。今後、横浜DeNAベイスターズが交流戦で、どんな成績を残してくれるか、楽しみです。

4球団の中で優勝を勝ち取ったTQBの差について!

今回の、交流戦では、4チームが勝率・トータル勝ち星で並んだ為、TQBという指標を用いて順位を決定しました。そこで、4球団のTQBの指標を紹介します。

1位の横浜DeNAベイスターズが+.140・2位の福岡ソフトバンクホークスが+.135・3位の読売ジャイアンツが+.110・4位のオリックス・バファローズが+.068。かなり僅差の争いの中、横浜DeNAベイスターズが.005の差で、優勝を勝ち取りました。

今回、交流戦開始後、初めて順位を決める指標として用いられたTQB。今後の交流戦でも、3球団以上が勝率で同率になった場合に用いられる可能性は大いにあります。交流戦は、試合数が多くない為、勝率や勝ち数で並んでしまう事案は、これから多々発生していくでしょう。

その際に、TQBという指標が用いられ、それでも決まらない場合は、更に複雑な計算式が出てくるとのこと。その際は、また再度解説していきたいと思います。

まとめ

今回は、交流戦の順位を決める指標の1つであるTQBについて解説してきました。今まで、パ・リーグが勝ち越すことが多かった交流戦ですが、最近はセ・リーグが、力をつけてきている為、上位争いが混戦してきていますね。

その際に、ファンの皆さんが、TQBを計算することができれば、自分の応援しているチームが何位になるか、すぐ把握できます。今回の記事の内容を、しっかりと覚えておき、交流戦の順位で、首位が3チーム以上になったら、実践してみて下さい。

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