マイクロソフトが開発している、WindowsとAndroidを連携させるためのツール「Phone Link」について、新たな機能のサポートがリークされています。
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マイクロソフトが「スマホをPCのウェブカメラにする機能」を開発中
Windowsの「Phone Link」アプリは、Androidスマートフォンに「Link to Windows」アプリをインストールすることで使えるアプリで、連携するとPCからスマホを操作することができます。
テックメディア「Android Authority」によれば、「Phone Link」の最近のアップデートに、ユーザーがWindows上でAndroidスマホのカメラを使用できる可能性を示唆するコードが含まれているとのこと。
» Microsoft Phone Link may soon let you use your Android phone as a webcam
Microsoft’s Link to Windows v1.23102.190.0 for Android app includes code that suggests that the company is working on letting your Android phone provide a video stream to your Windows PC. This would effectively allow it to be used as a webcam.
— 引用：Android Authority
訳：マイクロソフトのAndroidアプリ「Link to Windows v1.23102.190.0」には、同社がAndroidスマートフォンからWindows PCにビデオストリームを提供することに取り組んでいることを示唆するコードが含まれている。これにより、実質的にウェブカメラとして使用できるようになる。
具体的には「あなたのPCがあなたのカメラのビデオをストリーミングできるようにするには、この通知をタップしてください」という通知のコードが含まれているとのこと。
また、カメラのエフェクトとして「オートフレーミング」が存在しており、この機能はウェブカメラ機能に関連したものである可能性が高いと、「Android Authority」は指摘しています。
スマートフォンをウェブカメラとして使うというアイデアは以前からありましたが、パンデミック以降、ウェブカメラなどが品不足になり、より注目されるようになりました。最近ではAppleが、iPhoneをウェブカメラとして使える「Continuity Camera」機能をmacOSに追加しています。
Android 14では、Androidデバイスをコンピューターのウェブカメラとして使用するための公式サポートも導入されており、マイクロソフトとしてはこれを推進する方針のようです。
この機能がいつ登場するかは不明ですが、テックメディア「9to5Google」は「来年初頭に登場する可能性は十分にありそうだ」と指摘しています。
» Windows may soon be able to stream your Android phone’s camera via Phone Link
この機能はまだ使用できませんが、「Phone Link」を使用するためのアプリ「Windowsにリンク」はGoogle Playストアからインストール可能。OS要件はAndroid 7.0以上となっています。
