
「味ぽん」で知られるミツカンは5月8日、「地元を味わう 味ぽん」シリーズの第2弾として「北海道バタぽんby味ぽん」の発売を発表しました。北海道産の発酵バターを使用し、生活協同組合コープさっぽろとの共同開発により、同組合の店舗限定で先行販売されます。
バターのコクとぽん酢の爽やかさがひとつに

この商品は、味ぽんのさっぱりとした味わいに、コクのある北海道産発酵バターを加えるというユニークな組み合わせが特徴。調理時にバターを別で用意する手間を省きながら、気軽に「バタぽん」風味を楽しめるよう開発されました。
味付けには、バターのほかに野菜だしや香味オイル、白コショウなども加えられており、かけるだけでなく、ソテーやパスタなどの調理メニューにも幅広く活用できる仕上がりとなっています。
安定した「乳化」に苦労、試作100回以上で完成へ

開発においては、バターとぽん酢を安定して乳化させることが最大の課題だったとのこと。常温保存から開封後の冷蔵保存にいたるまで、分離せず均一な状態を維持するために、100以上の試作を重ねたとしています。最終的には原料メーカーの協力も得ながら、さまざまな料理に合うバランスの良い味わいを実現しました。
「ご当地味ぽん」シリーズは、地域の食文化や名産品に焦点を当てた企画で、地元との協働によって生まれた商品です。第1弾の「味ぽんfor宇都宮餃子」は2024年7月に登場し、一部の店舗では「味ぽん360ml」の5倍以上の販売実績を記録するなど、好調な滑り出しを見せました。第2弾となる今回は、「北海道の豊かな食材をさらにおいしく味わってもらいたい」という思いから企画されたといいます。
コープさっぽろ限定で先行販売、トドックでも注文可能
「北海道バタぽんby味ぽん」は内容量180mlで、参考小売価格は税抜500円。コープさっぽろの店舗では5月20日から販売開始予定で、宅配サービス「トドック」では5月19日にカタログ配布が始まり、注文は5月26日から受け付けられます。一部対象外店舗もあるとのことです。
商品詳細はミツカンの特設ページで確認できます。
https://www.mizkan.co.jp/ajipon/jimoto-ajipon