
メルカリは5月13日、同社運営のフリマアプリ「メルカリ」での4月の取引傾向として、教科書や参考書の取引件数が前月比約1.6倍、前年同月比約1.2倍に増加したと発表しました。同社は物価上昇に伴う節約志向の高まりが背景にあるとしています。
新学期需要と節約志向でメルカリの教科書市場が拡大

教科書や参考書をキーワードに含む商品の取引が、4月に大幅に増加しました。これは新学期の到来にともなう需要の高まりを反映したものですが、とくに前年同月比でも約1.2倍となっていることから、物価上昇の影響で中古品を選ぶ消費者が増えていると同社は分析しています。
部活動関連アイテムも人気上昇中

「部活」をキーワードに含む商品の取引件数も、2025年1月から4月にかけて徐々に増加していることが明らかになりました。同社によると、剣道の防具やサッカーのスパイク、吹奏楽部の楽器など、高額になりがちな部活用品を手頃な価格で購入できることや、大学のサークル活動などで「まずは気軽に始めたい」というニーズが背景にあるとのこと。5月以降も増加傾向が続く可能性があるとしています。
新生活向けの生活家電・家具も取引活発

同社は4月中に取引された「生活家電」と「家具・インテリア」カテゴリーの人気商品TOP10も発表しました。これらは新生活に向けた需要を反映したもので、平均取引価格とともに紹介されています。
画像検索機能も追加

くわえて、メルカリでは自分で撮影した写真や保存している画像を使って商品を探せる「画像検索」機能を新たに導入したことも発表しました。商品名がわからない場合や、色や形が似た商品を探したい場合に活用できるのことです。
- 参考URL:https://x.gd/WA9q6