スマホ周辺機器・ガジェットを企画・開発・販売する日本メーカー「CIO」は6月27日、世界最小級とする65W充電器『NovaPort SOLOⅡ 65W』を希望小売価格4,380円（税込）で発売開始したと発表しました。Amazon.co.jpと楽天市場のCIO公式オンラインストア、一部家電量販店、直営店CIO STOREなどで順次販売されます。
同製品は、同出力帯の純正充電器に対して体積を約72％小型化し、重量も約74gと約63％軽量化を実現したとのことです。同社によると、単一乾電池よりも小さなサイズを実現しており、ノートPCユーザーの「付属のACアダプタがかさばる、重い」という不満を解消することを目的に開発されたとしています。
USB-C充電対応ノートPCの普及が背景
現在、EUが進める充電関連のUSB-C統一の動きにより、スマートフォンやタブレットは2024年末に対応が完了し、ノートPCも2026年4月28日を期限として対応が進行中です。また、2025年10月14日のWindows10サポート終了も影響し、USB-C充電対応のノートPC普及が加速しているとされます。
同製品は最大65Wの高出力で、一般的なノートPCからタブレット、スマートフォン、スマートウォッチ、イヤホンまで充電可能で、携帯ゲーム機のTVモードにも対応していると発表されています。
発熱対策として独自安全機能を搭載
超小型・高出力による発熱対策として、独自の安全機能「Nova Safety2.0」を搭載しています。同社によると、充電中の製品温度を常に監視し、発熱を自動調整することで安全性と安定性を向上させたとのことです。
製品は折り畳みプラグを採用し、電源タップに挿した際に隣のコンセントを塞がないメリットもあります。カラーはブラック（6月27日発売）とホワイト（7月上旬発売予定）の2色展開です。
