
多国籍電子機器メーカー「Samsung」は7月10日、折りたたみスマートフォン『Samsung Galaxy Z Flip7』のSIMフリーモデルを発売すると発表しました。7月17日より予約受付を開始し、8月1日より販売を開始します。
同製品は約4.1インチのSuper AMOLEDカバー画面を搭載し、Samsung Galaxy Z Flipシリーズ史上最大のディスプレイサイズを実現したとされています。Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラのECサイトと一部店舗で取り扱われる予定です。
またサムスンは7月17日より「Samsung Galaxy Z Flip7(SIMフリーモデル)発売記念 予約購入キャンペーン」を開催し、純正モバイルバッテリーをプレゼントするとのことです。
4.1インチカバー画面と薄型設計を実現

『Galaxy Z Flip7』は約4.1インチのSuper AMOLEDカバー画面を搭載し、画面の端から端まで表示可能になりました。同社によると、メインディスプレイとカバー画面の両方でピーク輝度が最大2,600nits、120Hzのリフレッシュレートを実現し、屋外での視認性も向上させたとのことです。
メインディスプレイは約6.9インチのDynamic AMOLED 2Xを採用しています。本体の重さは約188g、折りたたみ時の厚さは約13.7mmで、Samsung Galaxy Z Flipシリーズ史上最薄のデザインを実現したと発表されています。
耐久性については、カバー画面とバックパネルにCorning Gorilla Glass Victus 2を採用し、Armor FlexHingeと呼ばれる新設計のヒンジ機構を搭載しています。
バッテリー容量とAI機能を強化
バッテリー容量は約4,300mAhで、Samsung Galaxy Z Flipシリーズ史上最大となりました。同社によると、一回の充電で最大31時間の動画再生が可能とのことです。プロセッサには最新の3nmプロセッサを搭載し、前世代の『Galaxy Z Flip6』よりもCPU、GPU、NPUの性能が向上したとされています。
AI機能では、カバー画面でGemini Liveが直接利用可能になり、音声での情報検索やタスク完了をハンズフリーで操作できるようになりました。また、Now BarやNow Briefといった新機能により、リアルタイムのアプリ動作状況や個人に最適化された日々の情報を提供するとのことです。
カメラ機能では、同社のProVisual engineにより、明るさに関わらず鮮明でディテール豊かな写真が撮影できると説明されています。カバー画面を使用したセルフィー撮影にも対応しています。