Simeji、世界絵文字デーに16か国の人気絵文字TOP5発表! 日本は「💦」「‼️」で気遣い文化が浮き彫りに

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バイドゥ株式会社は7月17日、キーボードアプリ『Simeji』において世界16か国の絵文字利用動向を調査し、2025年上半期に各国で最も多く使われた人気絵文字TOP5を発表したと発表しました。世界絵文字デーに合わせた今回の調査では、国ごとのコミュニケーション文化の違いが鮮明に表れる結果となりました。

2025年上半期に世界で最も多く使われた絵文字は「😭」で、16か国中12か国で第1位を獲得したとのことです。この絵文字は悲しいときだけでなく、感動や共感、嬉しすぎる気持ちなど感情のピークを表す万能リアクションとして、世界中で広く使われているとされます。

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愛情表現の絵文字は世界共通、日本のみハート系が圏外

ハート系の絵文字(❤️、💗、🥰、😘、😍)は日本を除く多くの国でTOP5にランクインしたと発表されました。一方、日本のTOP5にはハート系がランクインせず、海外とは異なる特徴が見られたとのことです。

日本では「😭」が1位となったものの、2位に「💦」、3位に「‼️」がランクインしました。同社によると、「💦」は焦りや困った気持ちを表す際に添えられることが多く、日本とくゆうの相手に気を遣いながら空気を和らげる文化が反映されているとのことです。「‼️」は文章のトーンを補い、驚きや強調を表現する役割として人気で、直接的に強い言葉を使うよりも絵文字でニュアンスをやわらげる日本人らしいコミュニケーションスタイルが表れているとされます。

国別の特徴的な絵文字文化が明らかに

アメリカとイギリスでは「😭」が1位なのは日本と同じですが、「😂」や「🤣」が上位に入り、4位には「💔」(割れたハート)がランクインしたと発表されました。大笑いや失恋など、感情をストレートに表現する文化が特徴的とされます。

フランスでは1位が「🤣」、2位が「❤️」、さらに5位に「🥰」が入り、笑いと愛情表現をバランスよく使う傾向が見られました。ロシアでは唯一「❤️」が1位となり、「💋」もランクインするなど、愛情表現を積極的に使う文化が際立っているとのことです。

インドネシアでは3位に「🗿」(モアイ)がランクインし、SNSミーム文化が強く反映されたユニークな結果となりました。同社によると、モアイ絵文字は”無表情”や”乾いた笑い”、相手の発言に呆れたときのスラング的リアクションとして使われることが多く、海外ならではのネット文化が表れているとされます。

『Simeji』は7,000万ダウンロード数を誇るキーボードアプリで、キーボードのきせかえやエフェクト機能に加え、20万語以上の顔文字などのユニークな機能を備えています。同社は今後、絵文字の利用シーンや背景にある価値観の違いにも着目し、ユーザーインタビューなどを通じて、より深いコミュニケーション文化の調査を進めていくとしています。

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