
AI家計簿アプリ『ワンバンク』は7月31日、同アプリにおいて、家計管理を”ゲーム感覚”で楽しく続けられる新たなユーザー体験の提供を開始したと発表しました。
新体験では、AIアシスタントによる記録・分析・習慣化のサポートを通じて、家計簿に挫折した経験がある利用者でも無理なく家計管理を継続できるよう設計されています。現時点では個人で家計管理をするアカウントの新規ユーザーおよび既存ユーザーのみが利用可能で、「ペアカード」ユーザーは対象外となっています。
8割のユーザーが3か月以内に挫折という課題を解決

同社が実施した一般消費者向けのアンケート調査では、家計簿をつけ始めた人の約8割が3か月以内に挫折していることが判明したとのことです。主な理由として「記録の手間」「効果が実感できない」「モチベーションが続かない」などが挙げられています。
新体験では、AIアシスタントがユーザーのこれまでのお金の使い方を分析し、直近の支出情報をアップロードするだけで「無駄遣い」の可能性のある支出を選び出します。同社によると、年間でいくら節約できるポテンシャルがあるかを診断することで、継続のモチベーション向上につながるとのことです。

スワイプ操作で直感的な支出分類が可能

日々の支出の振り返り機能では、その日の支出を「自分にとって必要な支出(Goodな支出)」と「とくに必要ではなかった支出(Badな支出)」に左右のスワイプで直感的に分類できます。1日ごとの手軽な振り返りにより、家計管理が続けやすくなるよう工夫されています。

また、AIアシスタントのキャラクター「ワンバン」がユーザーの日々の振り返りを応援し、最初の1週間の継続チャレンジをサポートします。振り返りを続けるほど継続日数が可視化されるため、ユーザーはゲーム感覚で達成感を味わえるとされています。

支出情報のアップロードは、銀行口座やクレジットカードとの自動連携にくわえ、明細アプリやQRコード決済の支払い履歴をスクリーンショットから読み取る「AIスクショ読み取り機能」も搭載されており、手間を軽減する仕組みが導入されています。