Relic Entertainmentが開発・パブリッシャーの『Warhammer 40,000: Dawn of War – Definitive Edition』が2025年8月15日にSteamでリリースされました。20年以上愛され続けたリアルタイムストラテジーの名作が、現代のハードウェアに最適化されたディフィニティブエディションとして生まれ変わりました。
『Dawn of War』の魅力が詰まった完全版
『Warhammer 40,000: Dawn of War – Definitive Edition』は、2004年にリリースされ RTS ジャンルの金字塔となった『Dawn of War』本編と、すべての拡張パックを収録した完全版です。血に染まりし 41千年紀の未来を舞台に、9つの勢力が激突する壮大な戦いを体験できます。
ゲームの内容は非常に豊富で、完全な4つのキャンペーンモードを楽しめます。『Dawn of War』本編ではブラッド・レイヴンを率いてタルタロス陥落に立ち向かい、「ウィンターアサルト」では強大な戦争機械タイタンをめぐる攻防戦が繰り広げられます。
さらに「ダーククルセード」と「ソウルストーム」では非直線的なストラテジーキャンペーンで惑星制圧を目指します。
現代に蘇った戦場体験
Definitive Editionでは、画像ベースのライティングとユニット用テクスチャのアップグレードにより、視覚的な体験が大幅に向上しています。ワールドライティングの改善、ユニットの反射表現、より詳細な陰影や表面の光沢、エミッシブライティングの導入により、従来の『Dawn of War』らしさを維持しながら現代的な美しさを実現しています。
プレイヤーからの要望が多かった経路探索システムも改善されており、ユニットの管理がより直感的で滑らかになりました。すべてのユニットは元の解像度の少なくとも4倍にアップスケーリングされ、より詳細で見やすい戦闘シーンを楽しめます。
改良されたゲームプレイカメラは、これまでに見たことのない戦場の映像を提供します。描画距離の拡大により映画的な体験が可能になり、HUD や画面レイアウトも現行のワイドスクリーンディスプレイに最適化されています。4K ディスプレイでもスムーズに動作するため、美しい戦場を存分に堪能できるでしょう。
9つの個性豊かな勢力
『Warhammer 40,000: Dawn of War – Definitive Edition』では、それぞれ独自の戦術と個性を持つ9つの勢力から選択できます。
皇帝の怒りを体現するスペースマリーンから、野蛮で力強いオーク、神秘的なエルダー、捻じ曲がったケイオスマリーンまで、『Warhammer 40,000』の世界観を代表する勢力が勢揃いしています。
機械化部隊で戦場を制圧するインペリアルガード、ハイテクなバトルスーツを駆使するタウ、古代より目覚めたネクロン、邪悪なダークエルダー、そして信心深きシスターズ・オブ・バトルと、それぞれが全く異なる戦闘スタイルを持っています。
プレイヤーはこれらの勢力を使い分けることで、多様な戦略を楽しめます。
充実のマルチプレイヤーと MOD サポート
シングルプレイヤーキャンペーンに加えて、2人から8人までのマルチプレイヤーモードも充実しています。チーム戦や個人戦を含む多数のモードと、100を超えるマップが用意されており、長期間にわたって楽しめる内容となっています。
さらに注目すべきは、64ビットプラットフォーム対応により MOD コミュニティのサポートが強化されたことです。内蔵の MOD マネージャーにより、20年以上にわたって制作されてきたコミュニティ MOD を手軽に導入できます。
価格・セール情報・日本語対応
『Warhammer 40,000: Dawn of War – Definitive Edition』は、通常価格3,500円のところ、8月29日まで10％オフの3,150円で購入可能です。また、すでに Anniversary Edition を所有しているユーザー向けには Veterans Upgrade 版も用意されており、通常価格2,300円のところ30％オフの2,070円となっています。
日本語については残念ながら対応しておらず、インターフェイスや音声、字幕すべて英語での提供となります。しかし、『Warhammer 40,000』の世界観に馴染みのあるプレイヤーなら、英語版でも十分に楽しめる内容です。