NothingがKEF共同開発のオーバーイヤーヘッドホン『Headphone (1)』発表! 価格は3万9800円

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 デジタル製品の販売を行う「Nothing Technology Japan株式会社」は8月20日、同社初となるオーバーイヤー型ヘッドホン『Headphone (1)』を日本で発売すると発表しました。英国のオーディオブランドKEFと共同で音響設計を行い、透明デザインと物理コントロールを採用したとされます。

 『Headphone (1)』は、Nothingのシースルーデザインを踏襲したオーバーイヤー型ヘッドホンです。同社のデザイン責任者であるアダム・ベイツ氏は「ただ音が良いだけでなく、手に取った瞬間に何かが違うと感じられるものを目指しました」とコメントしています。構造には加工されたアルミニウムとコンピュータ制御で作られた精密部品、低反発ポリウレタン素材を使用したとのことです。

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KEFとの協業で40mmカスタムドライバーを搭載

 音響面では、60年以上の歴史を持つ英国のHi-FiオーディオブランドKEFとのパートナーシップにより開発されました。40mmカスタムダイナミックドライバーにポリウレタンを使ったサスペンションシステムを搭載し、精密なダンピングシステムによって歪みを最小限に抑えたとされます。

 ハイレゾオーディオ、LDAC、USB-Cロスレス再生、3.5mmジャックに対応し、有線・無線の両方での接続が可能です。同社によると、内蔵されたスペーシャライザーとヘッドトラッキング機能により、ステレオのオーディオソースを360度の音場に変換する空間オーディオ機能を提供するとのことです。

物理ボタンによる触覚コントロールを採用

 操作面では、タッチコントロールではなく物理キーを採用しました。ローラー、パドル、ボタンによって音量調整や楽曲のナビゲーション、アクティブノイズキャンセリングモードの切り替えが行えるとされます。同社は「タッチインターフェースにありがちな誤操作や複雑な操作を覚えるストレスなしに、より正確で心地よく操作できます」としています。

 ノイズキャンセリング機能では、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングを搭載。通話機能では、4つのマイクとAIを使ったクリアボイステクノロジーにより、2800万以上のノイズ環境シナリオでトレーニングされた環境ノイズキャンセリングを提供すると発表されています。

 バッテリー性能は、アクティブノイズキャンセリング使用時で最大35時間の再生が可能とのことです。5分間の高速充電で最大5時間の再生ができるとされます。Bluetooth 5.3に対応し、デュアルデバイス接続やFast Pair機能、低レイテンシーモードをサポートします。

 Nothing Xアプリを通じて、ボタンの設定カスタマイズや8バンドEQによるサウンド調整が可能です。Channel Hop機能により、ボタン操作だけで異なるメディア間の切り替えができると説明されています。

 価格は3万9800円(税込)で、ホワイトとブラックの2色展開です。8月20日正午から予約開始、8月28日午前9時から販売開始予定となっています。

※Nothingは、Nothing Technologyの登録商標です。

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