JBL、Auracast対応オープンイヤー型イヤホン『JBL Sense Pro』をクラウドファンディングで発売へ 音漏れ抑制技術も搭載

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 ハーマンインターナショナル株式会社は8月21日、オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル『JBL Sense Pro』を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて8月末から日本導入に向けたプロジェクト支援の募集をスタートすると発表しました。同日より告知ページでLINEの友だち追加による事前登録をくわえて開始しています。

 同製品は、耳をふさがないオープンイヤー構造でありながら、16.2mm径のDiamond-Like Carbon(DLC)振動板を採用したダイナミックドライバーを搭載しているとのことです。同社によると、JBLならではのクリアでパワフルなサウンドにくわえ、高い解像度と伸びやかな高音域を実現したとされます。また、高音質Bluetooth音声コーデック「LDAC」に対応し、”Hi-Res Audio Wireless”の認証も取得済みです。

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独自技術で音漏れを最小限に抑制

 オープンイヤー型イヤホンで懸念される音漏れについては、JBL独自の技術「OpenSoundテクノロジー」で対応しています。同社によると、ドライバーユニットが前後に振動することで音波の位相が180度異なる逆位相サウンドを生成し、それを意図的に当てることで音の拡散を抑制するとのことです。これにより音漏れを最小限に抑えながら、周囲への配慮とプライバシー保護を両立すると発表されています。

 装着感については、人間工学に基づいた独自の三次元形状イヤーフックを開発したとされます。軽量なチタン合金製ワイヤーと、とろみのある柔らかさを持つリキッドシリコン素材を組み合わせることで、長時間の使用でもストレスを感じさせない装着感を実現したと同社は説明しています。

 前モデル「Soundgear Sense」で評価された角度調整機能も継承し、最大20度の可動域を持つ調整機構により、耳の形状や装着位置に合わせてスピーカーホールの向きを微調整できるとのことです。

Auracast対応でグループ利用も可能

 同製品はJBLのオープンイヤー型イヤホンとして初めて「Auracast」に対応しています。Auracast送信機と組み合わせて使うことで、複数台の製品に同時にサウンドを伝送することができ、大きな音を出せない環境でのグループダンスの練習や電車、新幹線など移動時の複数名での動画視聴といった利用シーンが可能になると発表されています。

 通話機能では、左右合計4基のビームフォーミングマイクと骨伝導音声ピックアップセンサーを搭載し、周囲の音と通話者の声を的確に判別しながら声のみを集音することが可能とされます。マイク部分の空力構造にもこだわり、運動中や移動中でも風切り音を抑制しクリアな通話を実現するとのことです。

 カラーはブラックとグレージュの2色を用意し、どちらもマットコーティング仕上げにより上品な光沢とメタリックな質感を程よく残した仕上がりになっています。充電ケースは丸みを帯びた滑らかなフォルムが採用されています。

 プロジェクト期間中は二子玉川蔦屋家電内「蔦屋家電+」とSHIBUYA TSUTAYAにて製品展示を実施予定で、実物を体験してから検討できます。一般販売予定価格は24,200円(税込)で、2025年11月より順次出荷予定とされています。

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