『ザ・ファブル』初のゲーム化が決定！　戦術パズル×ローグライク『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』11月6日発売

2025.09.11

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『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』のキービジュアル。主人公ファブルと漫画のコマを背景に、タイトルロゴがあしらわれている。

　株式会社講談社は9月10日、戦術パズル×ローグライクゲーム『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』の発売日を2025年11月6日に決定したと発表しました。累計発行部数2800万部を突破した大ヒット漫画『ザ・ファブル』初のゲーム化作品となります。

　本作はNintendo Switch、Steam版の2プラットフォームでの配信を予定しており、「マンガ」の特性をそのまま活かしつつ、「戦術パズル」と「ローグライク」が融合した新感覚ゲームとなっています。

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』2ndトレーラー

　本日公開された最新PVでは、本作最大の特徴である「マンガ構築バトル」を実際のゲーム映像で確認できます。コマを組み合わせて”1ページ”をつくる戦略性や、キャラクターそれぞれの個性が際立つバトルスタイル、敵を打ち倒す爽快感が表現されているとのことです。

独自の「マンガ構築バトル」システム

　本作は「マンガ」と「戦術パズル」と「ローグライク」が融合した独自の「マンガ構築バトル」システムを採用しています。毎ターン配られる「コマ」をページに配置することでコマンド入力が行われ、行動が決まる仕組みです。

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』のゲーム画面。「ザ・ファブル」のコマを盤面に配置して戦う様子。

　コマには打撃、銃撃、移動、防御など、それぞれ固有の効果があり、ページの右上から左下へと読み順に沿って発動するため、コマの効果や形状、発動順の見極めが戦闘の鍵を握ります。

　勝利条件は制限ターン内に敵を殲滅すること。ダメージを受けるとページが”破れ”、次ターンの配置可能エリアが減少してしまうため、攻めと守りの判断が常に求められます。

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』のバトル画面。ピクセルアートのキャラクターと漫画のコマ、行動選択UIが表示されている。

3人のキャラクター紹介

　プレイヤーは3人のキャラクターから1人を選んで戦います。同じ「マンガ構築バトル」でも、キャラクターごとにコマの効果は大きく異なり、その個性に合わせた戦い方が求められます。

アキラ

　殺しの天才として、打撃・銃撃を使いこなし、正面から敵を打ち倒すバトルスタイルが特徴です。

ヨウコ

　アキラの相棒で、軽快なフットワークで敵を翻弄し背後から強烈な一撃を叩き込むキャラクターです。

鈴木

　冷酷な殺し屋として、銃撃・罠・デバフを駆使してテクニカルに敵を追い詰める戦法を得意としています。

高難度の「パズルモード」を搭載

　本作には、1ページ（1ターン）以内で全敵を撃破することを目的とした専用の「パズルモード」を搭載しています。高難度のステージでは、緻密な思考や工夫が突破の鍵となり、解法にたどり着いた瞬間には大きな達成感を味わうことができるそうです。

原作リスペクトのオマケ要素

　緊迫のバトルの合間には、原作のシーンを再現したちょっぴりシュールなミニゲームイベントでひと息つくことができます。高スコア達成で強力な「コマ」を獲得できるチャンスがあります。

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』のミニゲーム「プロのサンマ」。焼いたサンマのイラストと焼き加減の表。

　さらに、プレイボーイ・カワイがバーでヨウコに「酒」で勝負を挑むお楽しみ要素など、思わずニヤリとする要素も用意されています。

『ザ・ファブル Manga Build Roguelike』のイベントシーン。バーでヨウコとカワイが会話している様子。

商品情報

　本作の対応言語は日本語、英語、簡体字で、プレイ人数は1人です。開発はmono、パブリッシャーは株式会社講談社が担当します。

　『ザ・ファブル』は、どんな相手も6秒以内に殺してしまう伝説の殺し屋・ファブルが、ボスから命じられて”普通”の生活を送るために一般社会に溶け込もうと奮闘するアクションマンガです。「ヤングマガジン」で2019年11月まで約5年間連載され、第二部『ザ・ファブル the second contact』も2023年7月で完結を迎えました。現在は第三部『ザ・ファブル The third secret』が2025年3月より連載中です。