EcoFlow Technology Japan株式会社は9月17日、EcoFlow史上最軽量のポータブル電源『TRAILシリーズ』および『160W 軽量両面ソーラーパネル』を発表しました。
『TRAILシリーズ』では、容量や出力が異なる『TRAIL 300 DC』および『TRAIL 200 DC』の2製品が展開され、9月17日より一般販売が開始されます。『160W 軽量両面ソーラーパネル』は、9月4日より販売が開始されています。
アウトドアでの電力使用を革新する新コンセプト
従来のポータブル電源は「使用場所に持ち運び、据え置きで使う」というスタイルが中心でした。それに対し『TRAILシリーズ』は、EcoFlow史上最軽量の「持ち歩けるポータブル電源」として、登山やトレッキングなど、移動を伴うアウトドアシーンに最適な製品です。
重量はわずか1.8kg（『TRAIL 200 DC』）、2.6kg（『TRAIL 300 DC』）で、片手持ちや肩掛け、バッグ収納などシーンに応じた携行が可能です。高効率なDC出力に特化させることで容量を最大限に活用し、汎用性の高いUSB出力で幅広い機器に給電できるため、アウトドアにおける電力使用の自由度を高める新しいスタイルのポータブル電源となります。
また、緊急時に女性や子供でも簡単に持ち運べるため、スマートフォンなど最低限の電力を確保する非常用電源として防災シーンでも活躍するでしょう。
EcoFlow TRAIL 300 DC
『TRAIL 300 DC』は、わずか約2.6kgの軽量ボディに288Whの容量を備え、スマートフォンなら最大16回、ドローンなら最大12回の充電が可能です。5つの出力ポートと合計300Wの出力により、複数の機器をまとめて充電できます。
ソーラーパネルやシガーソケット充電にも対応しており、屋外での自立的な電力確保が可能です。
メーカー希望小売価格は23,990円（税込み）で、容量は288Wh、定格出力は300Wです。USB-C出力は140W最大×2、USB-A出力は12W最大×2、シガーソケット出力は120W最大となっています。USB-C入力は280W最大（140W×2）、ソーラー・シガーソケット入力は110W最大×1です。
重量は約2.6kg、サイズは167×115×166mm、バッテリー素材にはリン酸鉄リチウムイオン（LFP）が使用されています。
EcoFlow TRAIL 200 DC
『TRAIL 200 DC』は、『TRAIL 300 DC』と比べて体積を約24.1%削減し、わずか2.4Lに収められています。重量もわずか1.8kgとノートPC程度で、女性でも簡単に持ち歩けます。
198Wh容量と4つのUSB出力で、登山やトレッキング、サイクリングなど一人旅に必要な電力を十分に供給できます。本体の充電速度も速く、2つのUSB-Cポートを使うことで0%～80%までわずか57分で充電可能です。
メーカー希望小売価格は18,990円（税込み）で、容量は198Wh、定格出力は220Wです。USB-C出力は140W最大×1、100W最大×1、USB-A出力は12W最大×2となっています。USB-C入力は200W最大（140W×1、100W×1）です。
重量は約1.8kg、サイズは167×115×126mm、バッテリー素材にはリン酸鉄リチウムイオン（LFP）が使用されています。
EcoFlow 160W 軽量両面ソーラーパネル
『160W 軽量両面ソーラーパネル』は、本体に使用する素材を改良し、従来品から約1.3kgの軽量化を実現しました。ソーラーパネル本体に充電ケーブル、スタンド、ハンドルが一体化されており、持ち運びや収納が便利なだけでなく、設置も簡単でケーブル忘れの心配もありません。
25%以上の高い電力変換効率を備えた太陽電池セルを採用し、パネル裏面から地面の照り返しを集光できるため、きわめて効率的に発電できます。IP68防水・防塵性能を備えているため、水辺や砂埃の多い場所でも安心して使えます。
定格出力はSTC（片面）が160W（±5W）、BNPI（両面）が177W（±5W）です。展開寸法は167.7×59.8×2.6cm、折りたたみ寸法は60.9×59.8×2.6cmで、重量は約3.8kgとなっています。セルタイプはN型TOPCon単結晶シリコンを使用し、電力変換効率は25%以上、防水・防塵性能はIP68準拠です。
- EcoFlowポータブル電源の詳細：https://jp.ecoflow.com/pages/portable-power-stations/
- EcoFlowソーラーパネルの詳細：https://jp.ecoflow.com/pages/portable-power-station-solar-panel/