株式会社スターリングプロダクトは9月26日、『ゲーミング防災バッグ』の一般発売を開始しました。同製品は昨年の東京ゲームショウ2024に出品され、防災用途だけでなく「すぐに持ち出せるおもちゃ箱」のような使い方でも好評を博したアイテムです。
『ゲーミング防災バッグ』は、防災グッズの置き場所問題を解決する革新的なコンセプトが評価され、「防災グッズ大賞2025 優秀賞」を受賞しています。
防災グッズの置き場所問題を解決
防災グッズにおいてしばしば課題となるのは「どこに置くか」という点です。理想的な保管場所は避難経路上の玄関ですが、日常的に人の出入りが多いため、防災バッグを置くと邪魔になりがちです。
その結果、物置やクローゼットといった奥まった場所にしまい込まれ、いざという時にすぐ取り出せないケースも少なくありません。同社はこうした課題に対して「日常生活の中で自然に存在できる防災バッグ」を目指し、『ゲーミング防災バッグ』を開発しました。
ゲーミングチェアのデッドスペースを活用
『ゲーミング防災バッグ』は、ゲーミングチェアの脚部（座面下）のデッドスペースを活用し、バッグを足元にすっきり収納できる設計となっています。収納が限られるワンルームや集合住宅、タワーマンションなどでもスペースを無駄なく活用できます。
キャスター付きチェアなら掃除時もチェアごと移動でき、日常の動線を妨げません。バッグとベースが分離する方式を採用しており、ワンタッチで取り外しが可能です。
バッグはそのままウエスト・ボディバッグとして装着でき、両手を空けたまま避難できます。視界に入る足元から手に取れるため、初動を速やかに開始できる設計です。
即応性と個人のニーズに対応
沿岸部や河川の近く、斜面の多い地域など自然災害の発生が懸念されるエリアでは、発災から避難までの時間的余裕が限られることがあります。同製品は「どこにある？」と探す手間を省き、即座に取り出して避難行動を開始しやすいよう工夫されています。
また、常備薬や眼鏡、乳幼児用品など、家庭や個人に必要なアイテムを入れやすいサイズ設計となっています。ローリングストックや更新作業も後回しにならず、日常的に備えを続けられます。
品質とデザインにもこだわり
日本製のリフレクター生地を採用し、停電や夜間の避難でもゲーミングカラーで光を反射する遊び心も加えられています。
防災以外でも「持ち出せるおもちゃ箱」として活用でき、ソフトケース部分にはスマートフォンや携帯ゲーム機はもちろん、おやつやお気に入りのゲームソフトやカードゲームなども収納可能です。「おもちゃ箱」のように楽しんで持ち歩けるデザインに仕上がっています。
製品仕様
ゲーミング防災バッグ5L（GMB-5L1）
- サイズ：W260×D155×H155mm
- 容量：5L
- 重量：425g
- 素材：ポリエステル・ポリエチレン・PVC
- JAN：4595057315000
ゲーミング防災バッグ8L（GMB-8L2）
- サイズ：W360×D235×H155mm
- 容量：8L
- 重量：530g
- 素材：ポリエステル・ポリエチレン・PVC
- JAN：4595057315017