
株式会社ナビタイムジャパンは10月22日10時20分、自転車専用ナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』のWeb版において「サイクリングコース作成ツール」をリニューアルしたと発表しました。
リニューアルの背景
Web版『自転車NAVITIME』の「サイクリングコース作成ツール」は多くのサイクリストに利用されており、これまでに4万本以上のコースがユーザーによって投稿されています。
その中で「Web版でもアプリ版と同じように、坂道の多さやサイクリングロードを優先したルートを作りたい」といった要望が多数寄せられていました。そのため、今回のリニューアルではスマホアプリ版の詳細なルート検索機能やデザインを取り入れ、Web版とアプリ版がよりシームレスに利用しやすくなったということです。
このリニューアルは、ユーザーの声をもとに実現したもので、PCの大きな画面でじっくりとサイクリング計画を立てたいというニーズの高さが背景にあります。
主なリニューアル内容

アプリ版同等、7種類のルート検索条件に対応
既存の「推奨」ルートにくわえ、「坂道が少ない/多い」「サイクリングロード優先」「距離が短い」「大通り/裏通り優先」の全7種類のルート検索条件を考慮したルート検索が可能になります。
作成したコースの複製機能
保存したコースを複製し、一部を編集して新たなコースとして保存できるようになりました。過去のコースをベースに、新しいサイクリングコースを簡単に作成できます。
作成したサイクリングコースは『自転車NAVITIME』アプリに共有が可能です。共有用URLをスマホで読み込むと、アプリでそのコースを再現し、ナビゲーションができるとのことです。
全国サイクリングロード上に信号機を表示

Web版の「サイクリングコース作成ツール」画面上で、『自転車NAVITIME』が紹介する全国各地の「サイクリングロード」を検索できるようになります。新たに、サイクリングロードに沿って信号機の位置が表示できるようになりました。信号機の位置や数を確認する観点でサイクリングの計画が立てられます。
コース投稿状況

2019年11月から2025年10月までの投稿状況では、100km以下のコースが最も多く作成されており、次いで101~200km、201~300km以下となっているということです。長距離のコース計画での活用も確認できるほか、初訪問地域でのコース計画やいつものコースのアレンジとして本機能が活用されているとのことです。

リニューアルに伴う既存ユーザーへの配慮
今回のリニューアルに伴い、従来の『PC-NAVITIME』サイクリングコース作成ページは『自転車NAVITIME(Web版)』として独立して提供されます。既存ユーザーが作成したコースについても、引き続きご利用いただけるとのことです。
ナビタイムジャパンからのメッセージ
『自転車NAVITIME』は今後も、ユーザーの皆様の声に耳を傾け、サイクリングがさらに楽しく、快適になるような機能開発・サービス向上に努めていくとしています。
『自転車NAVITIME』について
『自転車NAVITIME』は、「坂道が少ない」「裏通り優先」「サイクリングロード優先」など全7種類のルート検索や音声案内が可能な自転車専用のナビゲーションアプリです。高低差グラフの確認や、走行ルート、距離、消費カロリーなどの記録、お気に入り地点の保存などの機能が搭載されています。
- Web版『自転車NAVITIME』サイクリングコース作成ツール:https://cycle.navitime.co.jp/cycling-courses/new
- 『自転車NAVITIME』公式サイト:https://cycle.navitime.co.jp/
- iOS版アプリ:https://apps.apple.com/jp/app/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8Anavitime-%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%83%8A%E3%83%93-%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E8%B7%9D%E9%9B%A2-%E9%80%9F%E5%BA%A6/id447024088
- Android OS版アプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle
- サイクルツーリズム支援サービス紹介サイト:https://touring.products.navitime.co.jp/cycletourism/