DJI JAPAN株式会社は11月13日、超小型ドローン『DJI Neo 2』を発表しました。重量わずか151gとDJI製ドローンの中で最も軽量かつコンパクトな同機は、全方向障害物検知機能に対応し、ジェスチャー操作で手のひらだけでドローンを操作することができます。

手のひらでの離着陸と直感的な操作
『DJI Neo 2』は、カメラ正面左側に新たに小型ディスプレイを搭載し、選択中の撮影モードを分かりやすく表示しているとのことです。機体を自分側に向けて離陸ボタンを押すだけで、手のひらから離陸させることができます。撮影が終わった後は、革新的な帰還機能により、ユーザーの手のひらを正確に検知し、安全に帰還して手のひらに着陸するため、今まで以上に簡単な飛行を楽しめるとのことです。


ジェスチャー操作時は、片手または両手でドローンの飛行方向やドローンとの間の距離をコントロールできます。ドローンに向かって片手の手のひらを向けると、飛行中のドローンの左右や上下への移動をコントロール可能です。両手の手のひらをドローンに向けながら、両腕を左右にそれぞれ広げるとドローンは遠ざかり、逆に両腕を閉じるとドローンが近づきます。


『DJI Neo 2』は音声操作にも対応しており、スポーツなどのアクティビティ中でも、スマートフォンやBluetoothヘッドフォンを通じて飛行コマンドを送信できます。また、『DJI Neo 2』を『DJI RC-N3』送信機と接続すると、最大10km(日本:6km)の映像伝送距離を実現するとのことです。
送信機を使用せずにドローンを操作したり、モーションコントローラーやゴーグルを組み合わせて臨場感あふれるFPV(一人称視点)飛行を楽しんだりと、『DJI Neo 2』は多様な操作方法に対応しています。


スマートな撮影機能で高品質な映像を実現

『DJI Neo 2』は、12MPの1/2インチCMOSセンサーとf/2.2の絞りを搭載し、高性能な画像処理プロセッサーで、低ノイズでクリアな映像を撮影するとのことです。また、2軸ジンバルに新たに対応し、映像の安定性を確保しています。
DJI独自のActiveTrack機能と新しいSelfieShot機能を組み合わせることで、被写体を自動でフレーム内に収めながら、開始から終了までスムーズでハンズフリーの撮影が可能になります。多彩なインテリジェント撮影モードにより、さまざまな新しい視点での撮影が可能です。
『DJI Neo 2』は最大100fpsでの4Kスローモーション動画や2.7K縦向き動画にも対応し、鮮明でディテール豊かなシネマ品質の映像を撮影できます。
ActiveTrack機能の強化

『DJI Neo 2』の強化されたトラッキング性能により、応答速度と安定性が向上し、ランニングやサイクリングなどの動きでもスムーズで安定したトラッキング撮影が可能になりました。開けた場所では、最大12m/sの速度でトラッキングが可能です。
前方・後方・左・右、さらに斜め4方向の合計8方向でのトラッキングにより、より自然なフォローショットが可能になり、クリエイティブな表現の幅が広がります。複雑な環境では、ドローンは後方トラッキングモードに切り替わり、被写体をしっかりと捉えながら安定した撮影を実現するとのことです。
SelfieShot機能
ハンズフリーでソロショットやグループショットを撮影する場合、『DJI Neo 2』の新しいSelfieShot機能を使えば、三脚や補助なしでウエストアップ、全身、遠景ビューを簡単に切り替えることができます。タップ操作だけで、『DJI Neo 2』は、誕生日パーティーや週末のピクニック、家族でのお出かけなどのシーンに合わせて、カメラを必要に応じて制御しながら、大切な瞬間を記録するとのことです。


インテリジェント撮影モードで印象的な映像を制作
『DJI Neo 2』は、ドリーズーム、クイックショット、マスターショットなどのインテリジェント撮影モードに対応しており、さまざまな異なる視点で、印象的な映像を簡単に撮影できます。
ドリーズーム
ヒッチコック効果に対応しており、SNS向けの魅力的な映像を簡単に作成できるとのことです。
クイックショット
DJI独自のクイックショットには、ドローニー、サークル、ロケット、スポットライト、ヘリックス、ブーメランが含まれており、サイクリングやスケートボードなど、さまざまなアクティビティの魅力的なフォローショットを手軽に撮影できます。
マスターショット
創造的なカメラワークで多彩なショットを自動撮影します。その後、音楽付きでスマートに編集して高品質な動画を生成するとのことです。
初心者でも安心の充実した安全機能

『DJI Neo 2』は、全方向単眼ビジョンシステムにくわえ、前向きLiDARおよび下方赤外線検知システムを組み合わせることで、障害物をリアルタイムで検知し、安全かつ安心な飛行を実現しています。一体型プロペラガードデザインを採用し、プロペラ全体をガードが覆っているため、初心者でも安心してドローンを操作できるとのことです。
さらに、『DJI Neo 2』は前モデル『Neo』と比べてホバリングおよびポジショニングの性能が向上しており、さまざまな飛行シーンに対応しています。屋内や建物の近く、水上や雪上といった複雑な環境でも、より簡単に飛行することができます。


充実したバッテリー性能と高速データ転送

『DJI Neo 2』は、レベル5の耐風性能と最長19分の飛行時間に対応しています。また、49GBの内蔵ストレージを備えており、4K/60fps動画を最大105分、4K/30fps動画を最大175分、1080p/60fps動画を最大241分まで保存できます。
保存後は、映像転送用のデータケーブルは必要ありません。Wi-Fi経由でスマートフォンに接続するだけで、最大80MB/sの速度でDJI Flyアプリに素早く映像を転送でき、スムーズな編集や共有が可能です。
価格と商品ラインナップ
『DJI Neo 2』は、本日よりDJI公式オンラインストアと認定ストアからご購入いただけます。
DJI Neo 2(機体単体)

税込み38,390円で販売されます。
DJI Neo 2 Fly Moreコンボ(機体単体)

税込み51,700円で販売されます。
DJI Neo 2 Fly Moreコンボ

税込み66,660円で販売されます。
DJI Neo 2 Motion Fly Moreコンボ

税込み91,740円で販売されます。
DJI Care Refreshで安心の保証サービス
DJI製品の包括的な保証プラン『DJI Care Refresh』が『DJI Neo 2』でもご利用いただけるようになりました。飛行紛失、衝突、水没などを含む、偶発的な損傷は、製品交換サービスでカバーされます。故障・損傷が発生した場合、少額の追加料金で破損した製品を交換できるとのことです。
『DJI Care Refresh』(1年版)には、1年間に最大2回の製品交換が含まれます。『DJI Care Refresh』(2年版)には、2年間に最大4回の製品交換を含みます。『DJI Care Refresh』に付随するサービスとしては、メーカー保証や送料無料などがあります。
- DJI公式オンラインストア:https://store.dji.com/jp
- DJI Neo 2 製品詳細ページ:https://www.dji.com/neo2
- DJI Care Refresh 詳細ページ:https://www.dji.com/support/service/djicare-refresh
- DJI公式サイト:https://www.dji.com/jp
