世論操作系報道ノベル『コメンテーター』クローズドβテスト参加者募集! 新楽曲トレーラーも公開

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「コメンテーター」クローズドβテスト参加者募集のメインビジュアル

 テバサキゲームズは11月25日、世論操作系報道ノベルゲーム『コメンテーター』において、11月21日(金)よりクローズドβテスト(Steam Playtest)を開始したと発表しました。現在、テスト参加者を募集しています。

目次

クローズドβテストの概要

新コメンテーターが就任するニュース番組の画面

 このテストでは、正式版に先駆けて新ニュース処理システム・スポンサー実名制、緊急速報システムの導入など、多くの新機能をいち早く体験できます。

スポンサーから「公正に」とコメントを求められるゲーム画面

 これまで『コメンテーター』を応援してくださった利用者に、正式版に向けたフィードバックへの協力を求めています。

ニュースに対して「支持」か「不支持」かを選ぶゲーム画面

新トレーラー公開 ——”報道番組の裏側”を凝縮

 新たに公開されたトレーラーでは、視聴者の期待と失望、スポンサーや番組からの圧力、そして「コメントの責任」という本作のテーマが凝縮されています。『コメンテーター』が持つ「緊張と軽さ」の空気感を表現しています。

『コメンテーター』ベータ版公開記念メッセージトレーラー|「さあ、打合せを始めましょう」

 動画で紹介されているように、ゲーム内ではプロデューサーとの打ち合わせや様々なニュースへのコメントを通じて、報道番組の裏側を体験できます。

楽曲制作は〈パノラマとラボラトリー〉が担当

ゲーム楽曲を担当するバンド「パノラマとラボラトリー」のメンバー

 正式版の楽曲は、欧州で活躍していた大分出身の気鋭のドラマー・坪井洋が呼びかけ結成したポップスバンド「パノラマとラボラトリー」が担当しています。

 ジャズ・ポップス・エレクトロニカを横断するキーボード・森田珠美とつくり出す音空間は、世界一のインディーズバンドを決める大会「エマージェンザ2022」では日本一となり、ドイツで行われた世界大会では2位タイを獲得しました。

 その豊かな音楽経験を背景に、『コメンテーター』の「テレビ番組的な軽さと、報道の重さを同時に感じる空間」を音楽で再構築しています。今回のトレーラーにも、彼らによる書き下ろしデモ曲を使用しており、本作の空間を形作る大きな要素のひとつとなっています。

新機能の詳細

スポンサーが”実名化”

実名化されたスポンサー企業が提供する番組画面

 これまで「スポンサー=曖昧な存在」でしたが、社名、業種、ニュース選好を持つ6社の個別スポンサーへと進化しています。

 ゲーム開始時にこの6社の中からランダムで3社が選ばれ、それぞれがニュース批評への反応、圧力、期待を変動させます。より具体的に、より現実的に「忖度しながらコメントを選ぶ体験」が一段と深まりました。

プレイ日数が5日に増加

放送前の打ち合わせを通知するプロデューサーからのメール画面

 ゲーム冒頭の「新人コメンテーター編」が大幅強化され、プレイ日数が5日に増加しています。「この国」においては、視聴者やスポンサーから十分な評価を得られなければ、どれほど良い意見であっても届かない―そんなメディアの「残酷な現実」を先行体験できます。

緊急速報機能を導入

緊急速報が流れるニュース番組のゲーム画面

 生放送の報道番組に速報はつきものです。準備したコメントだけでは済まない局面に、即応力が問われます。クローズドβ版では、この速報システムも体験できます。

クローズドβ参加特典

クローズドβテスト参加者の名前が掲載されるエンドクレジットのサンプル

 本テスト参加者は、正式版エンドクレジットに、希望者の名前が大きく掲載されます。これまで応援し続けてくださった利用者へ、開発チームからの感謝を形にするということです。

 クレジット掲載申請については、Steam内の公式掲示板にて受け付けています。Steam の『コメンテーター』ストアページを開き、「コミュニティハブ」→「掲示板」にある《正式版クレジット掲載 申請スレッド》に掲載希望名を記載する方法で申請できます。

『コメンテーター』とは

「自分のコメントに責任を取れるか。」というメッセージとゲームロゴ

 『コメンテーター』は、プレイヤーが人気ニュース番組のコメンテーターとなり、番組内で扱うニュースの批評スタンスを選択しながら、世論に影響を与えていくノベルゲームです。

 放送前には番組プロデューサーと打ち合わせを行い、ポイント&クリック式のパズルでニュースを選択。その日のコメント内容が運命を左右します。

 扱うニュースは、政治・経済・災害・ゴシップ・グルメまで多岐にわたり、「コメントの重み」を体験しながら物語が進んでいきます。

『コメンテーター』の魅力

 本作の魅力として、プレイヤーの選択が世論を左右するマルチエンディング、実在のニュースや番組環境を模したリアルな番組体験、政治・経済・芸能・グルメなど多岐にわたる本邦らしいジャーナリズム体験、独自のピクセルアートで描かれるポップでシリアスな世界観が挙げられます。

「コメンテーター」ベータ版のSteamでの公開を告知する画像

クローズドβ基本情報

 ジャンル:アドベンチャー/ノベルで、対応プラットフォームはSteam(Windows/macOS)です。プレイ人数は1人で、本テスト(Playtest)は無料です。Steamアカウントをお持ちであればどなたでも参加できます。

 クローズドβ公開日は2025年11月21日(金)で、テスト期間は2026年1月4日(日)を予定しています。ただし、期間は変更される場合があります。

 参加方法は、Steamストアページにある「コメンテーター Playtestに参加」から「アクセスをリクエスト」をクリック。承認されるとライブラリに追加されますので、通常のゲーム同様にプレイできます。

テバサキゲームズについて

 テバサキゲームズは、一級建築士、機械学習エンジニア、医療従事者という異色のメンバーからなるゲーム制作ユニットです。『コメンテーター』は、全メンバーにとって初めての作品です。

 同社は「普通に面白いけど気づきを得られるかもしれない」そんなシリアスゲームの開発を目指していると述べています。

©テバサキゲームズ

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