PayPay保険サービス株式会社とPayPay株式会社は12月3日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリで加入できる「インフルエンザお見舞い金」の今年の加入件数が、昨年同時期と比べ1.9倍の5万件を突破したと発表しました。
インフルエンザの流行拡大に伴い加入件数が急増
厚生労働省の発表によると、インフルエンザの流行状況が深刻化しています。全国の定点当たり報告数は第47週（11月17日～23日）で51.12人/週を記録し、流行入り水準値の1定点当たり1.00人/週を大きく上回っています。
また、全国8,817施設の幼稚園、小学校、中学校、高校において休校・学年閉鎖・学級閉鎖の措置が報告されており、学校・教育現場への影響も顕在化しているとのことです。
東京都内でも昨年よりも6週早い第45週（11月3日～9日）の時点で警報基準を上回り、第47週の報告数でも51.69人/週を超えるなど、インフルエンザの流行が拡大しています。
このような状況から、インフルエンザへの備えに対するニーズが高まり、「インフルエンザお見舞い金」の加入件数が大幅に増加したということです。
リピート利用者も約5割に達する
昨年度に続いて、加入件数のうち約5割のユーザーが「リピート割」を利用しているということです。国内初のインフルエンザに特化した保険商品として提供する中で、本保険の手軽さや保障内容に対する納得感が広がり、継続的に加入するユーザーが増加しています。
とくに30代から50代は、夫婦や親子など家族と一緒に加入する傾向が見られるということです。
また、保障内容は治療保険金額が最大額の7,000円支払われる「安心プラン」への加入が8割と最も多く、保険期間は3月までの加入が最も多いということです。
「インフルエンザお見舞い金」の概要
「インフルエンザお見舞い金」は、加入したユーザーが保険期間中にインフルエンザA型もしくはB型に罹患し、病院等で抗インフルエンザ薬を処方された場合に治療保険金が支払われます。また、治療を目的として2日（1泊2日）以上の入院をした場合に、入院保険金が支払われるということです。
月額250円から簡単に加入でき、条件を満たした場合には保険金は最短即日で受け取れるということです。また、一度の申し込みで家族分も加入が可能となっています。
月額型の3種類のプラン（お手軽プラン、基本プラン、安心プラン）から、ユーザーのニーズに応じて選択でき、保険料は「PayPayポイント」を含む「PayPay残高」で支払えるということです。
販売期間と保険期間
販売期間は2025年10月16日から2026年3月22日までです。保険期間は2025年10月26日から2026年4月30日までとなっています。
保障内容
治療保険金は、被保険者が保険期間中にインフルエンザA型またはB型に罹患し、病院等で抗インフルエンザ薬を処方されたときに支払われます。
入院保険金は、被保険者が保険期間中にインフルエンザA型またはB型に罹患し、その治療を目的とする継続した2日（1泊2日）以上の入院を開始したときに支払われるということです。なお、支払回数は2回限度で、日本国内の医療機関に限られます。
プラン構成
3つのプラン（お手軽プラン、基本プラン、安心プラン）が提供されています。お手軽プランは月額250円で治療保険金2,000円、入院保険金4,000円です。
基本プランは月額500円で治療保険金5,000円、入院保険金10,000円です。安心プランは月額750円で治療保険金7,000円、入院保険金14,000円となっています。
「リピート割」適用の場合、全てのプランで保険料が10円割引になります。2024年10月24日から2025年3月22日までに加入した方が対象となります。
申し込みと保険金請求の流れ
PayPayアプリから簡単に申し込みができ、保険料の支払いもPayPayアプリ内で完結するということです。「PayPay」で本人確認をしている場合、氏名などの情報の入力が不要のためよりスムーズに申し込みが完了するということです。また、家族分の申し込みも一度にまとめてできるということです。
保険金請求はPayPayアプリから医療機関の領収証、診療明細書、薬局の領収証、調剤明細書をアップロードすることで申し込めるとのことです。保険金はユーザーが指定した銀行口座に振り込まれます。
- 「インフルエンザお見舞い金」サービスページ：https://www.paypay-insurance.co.jp/promotion/influenza/app/