
株式会社NEXERは12月25日、ダイワンテレコムと共同でiPhoneを長く使うための工夫に関するアンケート調査の結果を発表しました。
調査概要
この調査は、事前調査で「iPhoneを使用したことがある」と回答した全国の男女300名を対象にインターネットで実施されました。調査期間は2025年12月2日から12月9日です。
iPhoneを長持ちさせるための工夫、3割が実践
まず、iPhoneを長く使えるように工夫していることがあるか聞いたところ、30.7%の方が何らかの工夫をしていることがわかりました。

一定数のユーザーが意識的に工夫を取り入れており、iPhoneを長く使いたいというニーズがうかがえる結果となっています。
77.2%が「ケースや画面保護フィルム」で物理的保護を実施
iPhoneを長持ちさせるうえで、どのような工夫をしているか聞いてみました。

77.2%が「ケースや画面保護フィルムの装着」と回答し、群を抜いた結果となりました。次に「過充電を避ける」が55.4%、「バッテリーの節約設定を使う」が53.3%となり、いずれも半数以上の方が回答しています。
物理的な保護による故障防止が重視されており、日常的に取り入れやすい対策から実践する傾向がうかがえます。また、バッテリー関連の設定や使い方にも多くのユーザーが関心を持ち、劣化を抑えながら長期使用を意識している様子が読み取れます。
バッテリー寿命が最優先、42.4%が意識的に管理
iPhoneを長持ちさせるうえで、とくに気をつけているポイントを聞いたところ、42.4%が「バッテリーの寿命を縮めないようにする」と回答し、もっとも多い結果となりました。

次に「画面が割れないようにする」が26.1%で続いています。
バッテリー寿命を重視する理由
バッテリー管理を優先する理由として、以下のような声が挙がっています。
「長く使いたいので」「電池長持ちさせたら劣化も遅そうに感じるから」「バッテリーの残量を気にする必要がないため」といった回答が見られます。また、「充電がなくなると仕事、私生活に支障がでるので充電中には使用しないようにしている」「バッテリーがないと使い物にならないから」など、日常生活への影響を懸念する声も多くありました。
iPhoneを長く使うためのポイントとして、バッテリーを最優先で考えるユーザーが多いことが読み取れます。充電の持ちが日常生活や仕事の利便性に直結するため、劣化を防ぐ行動を意識している様子が見られました。
画面割れ対策の背景
画面割れへの対策についても、「スマホが破損して機能しなくなることを防ぐため」「落とさないようにしているから」といった機能面での懸念にくわえ、「画面が割れてしまうと使う気が失せるから」「綺麗にしておきたい」といった使用意欲や見た目への配慮が背景にあることがうかがえます。
実用性と快適さを維持する視点からの工夫が重視されている結果といえるでしょう。
80.4%が工夫による長持ちを「実感」、7年以上使用の事例も
工夫をしたことでiPhoneが長持ちしていると感じるか聞いたところ、46.7%が「やや感じる」、33.7%が「とても感じる」と回答し、全体で8割を超える方が長持ちしている実感があるようです。

「やや感じる」と回答した理由
「軽く、サクサク動くからです」「過充電を防いでいると思うので」「実際に長持ちしているため」といった回答が見られます。また、「バッテリーの減りが少なく感じるため」「今回は5年もっているから」「一緒にいる友達よりもバッテリーが長くいつももっていると感じるから」など、体感的な変化や使用年数の延長を実感している声が多くありました。
「とても感じる」と回答した理由
「7年使えているから」「新品同様に使えているから」といった長期使用の事例が挙がっています。また、「何もしていないと少しの衝撃で壊れて使えなくなっていると思うので」「カバーをつけることで滑りにくかったり落としにくい」「バッテリーがへこたれていない」といった、対策を講じることで得られる具体的な利益を感じている回答が見られました。
日常的な工夫がiPhoneの使用感や寿命に良い影響を与えていると実感しているユーザーが多いことがわかります。特別な対策ではなく、身近な工夫の積み重ねが「長持ちしている」という実感につながっている結果といえるでしょう。
「あまり感じない」との声も18.5%
一方で、長持ちしていると「あまり感じない」という声も18.5%見られました。
「iPhoneは高品質でなにも対策をとらなくても壊れず使えるため」「過充電を避けたりなどの対策はしているけど、効果があるのかわからないから」といった回答が見られます。また、「すぐバッテリーが減るから」「目に見えて分かりにくいから」など、対策を行っていても変化が目に見えにくい場合、長持ちしているかどうかを判断しづらいと感じる傾向があるようです。
まとめ
今回の調査結果から、多くのユーザーが日常的な対策を取り入れ、実際に効果を感じていることがわかりました。
とくに、バッテリー管理やケース・フィルムによる保護といった基本的な工夫は、使用年数や快適さに直結しやすいポイントといえます。一方で、劣化や不調を感じていても、対策の効果が実感しにくいと感じている声があるのも事実です。
iPhoneを少しでも長く快適に使い続けたい方は、専門的なサポートを検討してみてはいかがでしょうか。
関連リンク
- 株式会社NEXERとダイワンテレコムによる調査記事:https://www.iphone-d.jp/blog/iphone/22201
- ダイワンテレコム:https://www.iphone-d.jp/
- 株式会社NEXER:https://www.nexer.co.jp
