
株式会社おいしい健康は12月24日、AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』に管理栄養士レシピの食費を予測表示する「食費推定AI」をリリースしました。iOSアプリでの提供となり、Androidアプリは後日リリース予定です。
物価高時代の食事管理をサポート
2021年頃より続く物価高の影響で、エンゲル係数(家計消費における食料費の割合)は28.3%(2024年)と43年ぶりの高水準に達しています。このような状況を背景に、同社は「できる限り食費を抑えながら、質の高い栄養の食事をとっていただけるか」という課題に取り組み、「食費推定AI」の開発を進めました。
今回のリリースにより、ユーザーは栄養バランスと食費の目安を同時に確認しながら、自分の健康状態に適したレシピを選択できるようになります。
「食費推定AI」の主な機能
食費の目安表示
アプリ内の各レシピに1人分あたりの目安となる食材価格が表示されるようになります。献立作成時に栄養バランスと同時に食費のイメージがしやすくなるとのことです。
表示される価格は、使用している食材の種類や分量をもとに、同社の「食費推定AI」が月ごとに推定した食材費(調味料を含む)の参考価格となっています。ただし、食材の価格は地域や店舗、商品によって異なるため、あくまで平均的な目安であるとのことです。
食費を抑えたレシピの提案
「今お得な食材」は、市場価格をもとに同社の管理栄養士がピックアップし、それらを活用したレシピをまとめて紹介しています。また「安くて、たんぱく質もとれるレシピ」「安くて、減塩できるレシピ」といった健康と節約を両立できるレシピ提案も行われます。
レシピ検索においても、食費順での並び替えや旬や市場動向を踏まえたレコメンドが可能となり、家計に配慮しながら健康的な食生活を続けられる情報提供が強化されるとのことです。
『おいしい健康』について
『おいしい健康』は、利用者の健康状態や疾患、食の好みなどに合わせた最適な献立・レシピをAIが提案するパーソナライズ食事管理サービスです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」および各疾患の診療ガイドラインに準拠した食事、または医療機関から指示される食事療法の内容に基づき、予防、ダイエット、疾患ごとの食事管理を家庭で手軽に実践できるよう支援しています。
アプリの基本情報
対応端末はiPhone(iOS)およびAndroidで、以下からダウンロード可能です。
- App Store:https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store
- Google Play Store:https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play
- 公式サイト:https://oishi-kenko.com/
- サービス紹介ページ:https://oishi-kenko.com/service_description
