AIメンタルケアアプリ「emol」が新プラン「emol PLUS」を提供開始！　認知行動療法プログラムが使い放題

2025.12.26

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メンタルケアアプリ「emol PLUS」のキービジュアル。セルフケアコンテンツ使い放題を訴求。

　emol株式会社は12月26日、AIを活用したメンタルケアアプリ「emol」において、新たな有料サブスクリプションプラン「emol PLUS」の提供を開始しました。

emol PLUSの概要

　「emol PLUS」は、認知行動療法（CBT）やACT（アクセプタンス＆コミットメント・セラピー）に基づいた心理教育・セルフヘルプを、アプリ上で継続的に実践できるメンタルセルフケア支援プランです。日々の感情記録、AIによる対話サポート、体系的なCBTプログラムを一体化し、ストレスや不安、気分の落ち込み、考えすぎ、自己否定などに関連する幅広い悩みに向き合うためのセルフケア体験を提供しているとのことです。

emol PLUSが生まれた背景

　近年、ストレスや不安、気分の落ち込みといったメンタル不調を感じながらも、医療機関にかかるほどではない、またはカウンセリングに通う時間やハードルが高いといった理由から、十分なメンタルケアを受けられていない方が増えています。

　emolはこれまで、AIを活用したメンタルケアアプリとして、感情の記録やセルフケア機能を無料で提供してきました。一方で、より体系的に認知行動療法（CBT）を学びたい、対話を通じて思考整理をしたい、自分の変化を長期的に振り返りたいといったニーズが多く寄せられていたということです。

　こうした声を受け、心理教育・セルフヘルプ・AI対話を統合し、日常的にメンタルケアを続けられる選択肢として誕生したのが「emol PLUS」です。

emol PLUSの主な特徴

認知行動療法（CBT）・ACTプログラムをフルで利用可能

　不安、抑うつ、考えすぎ、自己否定などに対応したCBT（認知再構成・行動活性化など）やACTのプログラムを、ステップ形式で実践できます。思考・感情・行動の関係を整理し、ストレスに柔軟に対処する力を育てるとのことです。

GPTを活用したAI対話型サポート

　「emol PLUS」では、GPTを活用したAIチャットによる対話型メンタルサポートを強化しています。気持ちや悩みを言葉にすることで思考を整理し、対話を通じた思考整理の体験として、自分自身を客観的に見つめ直す手助けを行うということです。

　AIは診断や治療を行うものではなく、セルフケアやCBTワークを進めるための伴走役として機能するとのことです。

感情・思考の記録と振り返りを強化

　日々の感情記録やワーク内容を蓄積し、過去と現在を比較することで、心の変化や思考パターンへの気づきを促します。自己理解を深めるセルフヘルプツールとして活用できるということです。

セルフケアを続けやすいアプリ設計

　音声ガイド、ワーク提案、通知設計など、忙しい日常の中でも無理なく続けられるUXを重視しているとのことです。継続が難しいメンタルケアを、アプリで自然に習慣化できるよう工夫されています。

医療・心理の知見に基づいた安心設計

　認知行動療法や心理教育の理論をベースに、専門家の監修のもとで開発されています。日常のセルフケアを続けやすくするアプリとして、安全性と信頼性を重視しているとのことです。

emol PLUSで提供されるCBTプログラム

　「emol PLUS」では、CBT（認知行動療法）やACT（アクセプタンス＆コミットメント・セラピー）に基づくメンタルケアプログラムを、追加料金なしで使い放題で提供しています。

　CBTは、医療機関等で提供される心理療法の一つで、うつ病、不安障害、強迫症、社交不安症、パニック症、ADHDなど、さまざまな領域で研究・活用されています。一般に「考え方（認知）」と「行動」のパターンに気づき、状況に応じた対処の選択肢を増やすことを目指すということです。

　心理教育コンテンツと実践ワークを組み合わせることで、学ぶだけで終わらないセルフケア体験を実現しているとのことです。

プログラムの具体例

働く人のための認知行動療法：働く人にフォーカスしたストレス・不安対処など認知（考え）や行動を変えていくためのプログラム
不安のためのACT：アクセプタンスと価値に基づく、不安な感情に振り回されない方法を身につけるためのプログラム
ネガティブ思考と向き合う：認知再構成のワークなど、ネガティブに捉えてしまう認知（思考）をただしていくためのプログラム

emolが目指す世界

　「emol PLUS」は、「治療」と「予防」のあいだにあるグレーゾーンのメンタルケアを支える存在を目指しているとのことです。不調が深刻化する前に、自分の感情に気づき、思考を整え、行動を少し変えてみることで、AI・心理学・アプリの力を活用し、誰もが自分のペースでメンタルケアに取り組める社会の実現に貢献していくということです。