
株式会社ヒロモリは2月17日、モバイルバッテリーの発火事故に関する生活者調査の結果を発表し、準固体電池を採用したオリジナルモバイルバッテリーの提供を開始すると発表しました。
調査概要
調査は2026年2月3日から7日にかけて、全国の20代~60代のモバイルバッテリー利用者390名を対象にインターネットで実施されました。モバイルバッテリーなどの発火事故に関する生活者の意識と、次世代バッテリー技術への需要を把握することが目的です。
発火事故への認知と不安が高い水準に
調査結果によると、モバイルバッテリーなどの発火事故について「聞いたことがある」と回答した人は99%に達しており、発火事故はすでに多くの生活者にとって身近なリスクとして認識されています。

さらに、「とても不安」「やや不安」と回答した人は約8割にのぼり、発火に対する心理的な懸念が広く浸透していることが明らかになりました。
リスク認識と実際の対策行動にギャップ

一方で、モバイルバッテリーの発火リスクを高める原因として、回答者の6割以上が「直射日光や夏場の車内など高温環境での使用、放置」「落下や重い物の下に置くなど強い衝撃や圧力」「本体が膨らんでいる、熱を持つなど劣化したバッテリーの使用」を認識しています。
実際、発火防止のために意識して行っている対策としても、「直射日光や夏場の車内など高温環境で使用、放置しない」(63.3%)が最多となり、以下「落下や重い物の下に置くなど強い衝撃や圧力を与えない」(61.0%)、「本体が膨らんでいる、熱を持つなど劣化したバッテリーを使用しない」(57.2%)と続きました。7.4%の回答者は特に何も実施していない状況で、リスクを認識していても、具体的な対策行動に移していない層が一定数存在しています。
準固体電池への高い潜在需要

調査では、準固体電池について利用経験者は23%にとどまる一方で、「知らないが使ってみたい」と回答した層が約46%にのぼり、極めて高い潜在需要があることが明らかになりました。
利用率の低さは無関心ではなく認知不足が主因であり、製品価値を的確に伝えることで需要を掘り起こせる可能性が高いと考えられています。
購入意向と価格許容度

準固体電池採用のモバイルバッテリーについて、約8割が「検討したい」と回答しており、発火しにくいとされる次世代バッテリーに対して消費者は極めて高い購入意向を示しています。

また、安全性を高めた製品に対し、消費者の大多数が追加コストを支払うことに前向きで、購入価格の5%から20%程度の上乗せを許容する層が過半数を占めています。この結果は、多少高価であっても安全性の高い製品を受け入れる土壌が整っていることを示しており、安全性が価格以上に重要な付加価値となっていることが分かります。
準固体電池採用モバイルバッテリーの提供開始

ヒロモリでは、調査結果で浮き彫りになった「安全性の強化」という生活者ニーズに応えるため、準固体電池を採用したモバイルバッテリーのオリジナル製作サービスを提供開始します。
製品の特徴
準固体電池採用で「燃えにくい・長持ち・温度に強い」
従来のリチウムイオン電池では避けられなかった発火リスクを、構造そのものから低減しています。釘を差しても安全、150度の高温でも暴走しない、落下や衝撃に強いなどの特長があり、企業が安心して活用できる安全性を実現したとのことです。社内配布・ノベルティ・OEM販売品など、様々な用途での活用が想定されています。
ロゴが光る強力なブランディング機能
本体デザインのロゴ部分が点灯する仕様設計を採用しています。展示会で目を引き、企業・ブランドロゴを使うたびに思い出してもらえる設計となっており、夜間や暗い場所でも存在感を発揮するとのことです。機能だけでなくブランド訴求力にも優れた次世代ノベルティ・OEM販売品として活用可能です。
完全オリジナル製作に対応
容量、ボディカラー、点灯カラー、パッケージ制作など、企業の目的・ブランドに合わせて一から設計可能です。マーケティング目的に合わせて最適な仕様の提案を行っているとのことです。
市場動向の変化
安全性への関心が高まる中、モバイルバッテリーは「便利さ」だけでなく、企業が消費者へ配布するうえでも「安心して使えること」が求められるアイテムへと進化しています。
準固体電池は、液状電解質をゲル状にすることで発火や液漏れのリスクを低減し、衝撃に強く、長寿命かつ高温・低温環境でも安定した性能を発揮する特長を持つ次世代バッテリーです。従来のモバイルバッテリーより「燃えにくい・長持ちする・暑い/寒い環境でも安定」といったメリットがあるとのことです。
- 株式会社ヒロモリ公式サイト:https://www.hiromori.co.jp/
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