
Geo Gamesが開発し、Restless Corp.がパブリッシャーを務める3Dサイコロジカルアドベンチャー『THIEF’S SHELTER』が、Steamスプリングセール2026の対象となっています。3月27日までの期間限定で、通常2,300円のところ70%オフの690円で購入可能です。
崩れゆく心が映し出す、歪んだ世界

本作は、主人公である探偵ジェームズの視点から展開する、3Dポイント&クリック方式のサイコロジカルアドベンチャーです。舞台となるのはハイバーン邸と呼ばれる古い屋敷。しかしこの館はただの洋館ではなく、プレイヤーが探索を進めるにつれて少しずつ歪み、変容していきます。

探偵ジェームズは人工的な認知症を患っており、その精神状態の悪化がゲームプレイそのものに影響を及ぼします。幻覚を体験し、抑圧された記憶と向き合い、何が現実で何が妄想なのかを見極めながら調査を進めるという、一筋縄ではいかない体験が待ち受けています。「自分自身の思考すら信用できない」という状況の中で、埋もれたトラウマや歪んだ野望、そして黒幕の存在を追っていくのです。

探偵ツールと調査ノートで謎を解き明かす

ゲームプレイの核心は、館の隅々を探索し、手がかりを集め、謎を解き明かしていく点にあります。プレイヤーには調査ツールが用意されており、一見すると何でもない場所に隠された秘密を暴き出すことができます。

収集したアイテムや情報は、手書き風のデザインが印象的な「調査ノート」に記録されていきます。ツール類、鍵、アーティファクト、テープといったカテゴリに整理された情報を確認しながら、次の行動を組み立てていく楽しさがあります。単なるデジタルUIではなく、実際に探偵が書き記したかのような質感のインターフェースが、ゲームへの没入感を高めてくれます。

また、館のどこかにはギアを使った仕掛けパズルも存在します。論理的思考と閃きを駆使して仕掛けを解き明かすことで、新たなエリアへの扉が開かれます。さらにカメラを使った探索要素もあり、肉眼では見えないものをレンズ越しに捉えることで真実に近づける場面もあるようです。懐中電灯の光だけが頼りの暗闇探索も、緊張感を高める要素のひとつです。
荘厳な美しさと狂気が同居する館

夜の闇に包まれたゴシック様式の古城を思わせる外観、黄金の像が立ち並ぶ荘厳な大広間、歴史を感じさせる重厚な書斎など、ハイバーン邸の内外はとにかく作り込まれています。高品質なテクスチャと光の表現が空間に奥行きと神秘性を与えており、探索欲を自然と刺激してくれます。

一方で、探索が進むにつれて世界は変貌します。鮮血のような赤に染まった異様な光景、暗闇に浮かび上がる青白い足跡、そして超常的な存在との遭遇。美しくも不穏なこの館で、プレイヤーは正気を保ちながら真実へと辿り着けるのか。ホラー色の強い雰囲気が好みの方にはたまらない体験になるでしょう。



日本語非対応、英語力はある程度必要

残念ながら本作は日本語に対応していません。ゲームプレイの中心が手紙や調査ノートの読み解き、登場人物との会話など、テキストへの理解が謎解きに直結する内容です。英語がある程度読める方でないと、ストーリーの把握や謎解きに支障が出る可能性があります。英語が得意な方や、雰囲気重視で楽しめる方向けの作品と言えるでしょう。
価格情報

『THIEF’S SHELTER』はPC(Steam)向けに現在プレイ可能です。Steamスプリングセール2026の対象となっており、3月27日まで通常価格2,300円(税込)のところ、70%オフの690円(税込)で購入できます。この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

