
app inc.は3月24日、予定の時間ではなく目的を声で届ける音声アラームアプリ『VoiceAlarm by app-inc.』をリリースしました。
開発背景
リモートワークやクリエイティブワークの普及により、集中して作業に没頭する時間が増えている一方、スマートフォンの通知や一般的なアラームに気付かず、予定を忘れてしまうという課題が多く聞かれるようになっています。
この問題は仕事に限らず、薬を飲む時間や子どものお迎え、日常のタスクなど生活のさまざまな場面で起こり得るものです。カレンダーやリマインダーに登録していても、「何のアラームだったか思い出せない」「そもそも通知に気付かない」といった経験を持つ人は少なくないでしょう。
共同代表の築地 ロイさん自身も同様の課題を感じたことから、「時間ではなく目的を届けることで人は行動できる」という発想のもと、『VoiceAlarm』が生まれたということです。
利用シーン
子どものお迎え時間の通知
集中して作業している最中でも、大事な予定を忘れないよう声で通知されます。
薬の服用時間のリマインド
健康管理のための習慣化などをサポートします。
推しのライブ開始時間の通知
ライブ配信やイベントの開始時間を、声で予定の目的として知らせます。
主な機能
目的を直接伝える音声通知

アラーム設定時に「ジムに行く時間」「子供のお迎え」など、予定の内容を自分の声でひと言録音できます。従来のアラームのように「時間」を知らせるのではなく、「薬を飲む時間です」「子どものお迎えの時間です」など、行動の目的を声で通知する仕組みになっています。


10種類のキャラクターボイスに対応

オープンソースの音声合成ソフトウェア「VOICEVOX」と連携しており、テキストを入力するだけでキャラクターの声によるアラームを作成できます。自分の声を録音することに抵抗がある方や、楽しくアラームを使いたい方にも適しているということです。
集中状態でも気付きやすい設計

作業や家事に没頭している場面でも、意味のある言葉による通知が行動のトリガーになるよう設計されているということです。
カレンダー連携でリマインダーにも対応

iOSカレンダーと連携することで、登録済みの予定を自動で取り込み、キャラクターの声でリマインドすることも可能です。カレンダーが自動更新されるため、予定の時間にその内容を読み上げてくれます。30分前に告知するといった設定もできるということです。
また、GoogleカレンダーもiOSカレンダーと連携することでリマインダー連携が可能です。
AIと共創する新しい開発スタイル
『VoiceAlarm』は、非エンジニアである代表がAIと共創する形で開発されたプロダクトです。主にClaudeがコーディングを担い、ChatGPTが設計や戦略面の相談役として関与することで、短期間での開発とリリースが実現したということです。
今後の展望
app inc.では早期にAndroid版の提供を予定しており、より多くのユーザーが利用できる環境を整備していくとしています。
くわえて、キャラクター音声の追加や有料ボイスコンテンツの展開も計画されているということです。声優・クリエイター・IPホルダーとのコラボレーションを通じて、通知そのものが楽しみになる新しい体験の創出を目指すとしています。
また、集中による予定忘れや服薬管理などの課題は世界共通であることから、海外展開も視野に入れたプロダクト開発を推進していく予定とのことです。現在、キャラクターボイス提供パートナーやIPコラボレーションの相談も受け付けているということです。
アプリ概要
アプリ名は『VoiceAlarm by app-inc.』で、2026年3月より提供が開始されています。対応OSはiOS 16.1以上です。
