
メガソフト株式会社は3月24日、iOS用テキスト編集アプリ『LiquidLogic』の最新版「Ver.3.3.0」を公開しました。今回のアップデートでは、Markdownファイルのリアルタイムプレビュー機能とシンタックスハイライトへの対応が追加されたということです。
『LiquidLogic』とは

『LiquidLogic』は、日常のメモ書きから業務用途まで幅広く活用できるiPad・iPhone向けの高機能テキストエディターです。2019年5月の初版公開以来、世界36の国と地域で配信されており、累計ダウンロード数は約18万8,000に達しています。App Storeのユーザー評価は★4.6(5段階評価、1,241件)と高い評価を得ています。
HTML、Markdown、XML、CSS、JavaScript、PHP、Perl、Ruby、C++など15のプログラミング言語に対応したシンタックスハイライト表示や、Perl正規表現に対応した検索・置換・grep機能を搭載しています。
iCloud、Dropbox、Googleドライブ、OneDriveとのクラウド連携に対応しており、ファイラー、FTP、Webブラウザー機能も備えているため、外出先でのWebページ修正作業にも対応できるようになっています。くわえて、ファイル比較、SSHターミナル、Gitバージョン管理、ChatGPT機能といったプロ向け機能も搭載されています。
新機能:Markdownプレビュー対応
Markdownは「#」や「*」などの記号を使って見出しや箇条書きを記述できる軽量マークアップ言語です。開発ドキュメント・メモ・記事・Webコンテンツの原稿作成など、幅広い用途で利用されています。近年はAIによるコード生成やドキュメント作成の普及にともない、人間とAIの双方が扱いやすい記述形式として重要性が高まっているということです。
今回のアップデートでは、ユーザーから多く寄せられていたMarkdownファイルへのプレビュー対応要望を受け、以下の機能が追加されています。
Markdown形式のファイル対応

拡張子「.md」「.markdown」のファイルが新たに扱えるようになりました。シンタックスハイライト機能により、Markdown特有の記述が色や太字などで視覚的にわかりやすく表示されます。
リアルタイムプレビュー表示

編集画面のタブにあるプレビューマークをタップすることで、プレビュー表示が可能になりました。プレビューの表示位置は編集画面の右・上・ブラウザーから選択でき、編集内容はリアルタイムでプレビューに反映されます。記述内容と表示結果を同時に確認しながら作業を進められるため、文書作成の効率向上が期待できます。
編集バーによる入力効率化
Markdownでよく使う記号類や括弧の入力を素早く行える「編集バー」が搭載されており、スマートフォン・タブレット上での入力作業を効率化しているということです。
最新OS環境への対応

今回のアップデートではMarkdownプレビュー機能の追加にくわえ、最新のiPadOS・iOSへの対応も行われています。iPadOS 26のマルチウィンドウ機能、およびiOS 26の「Liquid Glass」デザインに対応しており、ユーザーインターフェースの改善も実施されたということです。
無料版と有料版の違い
『LiquidLogic』は無料でダウンロードでき、アプリ内課金によって機能を拡張することも可能です。無料版では同時に開けるファイル数が5ファイル・合計サイズ1MBまで、ファイラーの追加アカウントは各2個までとなっています。
有料版では同時に開けるファイル数が50ファイル・合計サイズ100MBまで拡張され、ファイラーの追加アカウントも各50個まで利用できます。価格は年額8.99ドル(1,000円)または月額1.99ドル(200円)です(為替レートにより価格が変動する場合があります)。
機能面での違いとして、ファイル比較は無料版が1日1回のみのところ、有料版では無制限で利用可能です。Gitバージョン管理については無料版がクローン作成・ローカル編集のみに対応しているのに対し、有料版ではリモート操作にも対応しています。ChatGPT機能は無料版がお試しで10回のみ利用可能で、有料版では1日10回の利用または追加回数の購入(100回:1.99ドル/1,000回:9.99ドル)が可能です。サポートは有料版のみ提供されています。
製品概要
『LiquidLogic Ver.3.3.0』は3月24日に公開されており、App Storeより無料でダウンロードできます。動作環境はiOS 17.7以降で、Apple社のiPad・iPhone、およびAppleシリコン搭載のMacに対応しています。

