おすすめBTOメーカーを見る

【本当に悪い?】TSUKUMO(ツクモ)の評判と特徴|メリット・デメリットをそれぞれ解説

BTOパソコンメーカー「ツクモ」のメリット・デメリット・評判など徹底解説

ツクモといえば、ドスパラやサイコムと並んで定番のBTOパソコンメーカーです。ツクモには「G-Gear」というゲーミングPCブランドがあり、ゲーミングPCといえばツクモのG-Gearという印象がある人は多いでしょう。

しかし、ネットでツクモの評判を見ると、「特徴がない」「セールが少ない」など、悪い部分の紹介が目に入ります。実際のところ、ツクモの品質は総合的にどうなのでしょうか?

結論をいえば、実はツクモのBTOパソコンは品質が高く、くわえて他社よりも安価で購入しやすくなっています。つまり、コスパが良いのです。

本記事はその理由の解説も含め、ツクモでパソコンを買おうか考えている人のために、リアルな評判や口コミを紹介します。

何十台ものBTOパソコンを比較し、総額100万円以上をBTOに費やしてきた筆者が包み隠さず解説するため、ぜひ参考にしてください。

TSUKUMOの公式サイトを見る

▼編集部厳選!ツクモのおすすめゲーミングPCモデルをみる▼

TSUKUMO(ツクモ)はどんなメーカー?

ツクモとは、BTOパソコンや自作パソコンのパーツ販売を行うパソコン量販店です。創業は1947年と歴史が深く、現在は家電量販店の大手であるヤマダデンキのブランドとなっています。

ドスパラやパソコン工房といった多くのBTOと同様、ネットショップだけでなく実店舗も展開中です。実店舗は東京や大阪、そして名古屋など、主要都市に計9店舗を展開しています。

肝心の品揃えはというと、ゲーミングPCはもちろんのこと、家庭用・業務用パソコンのラインナップまで充実しています。

また、2018年に登場した「G-GEAR alpha」は十分なゲーミング性能を持ちながらも、コンパクトかつシンプルなデザインが特徴的です。「性能もデザインも妥協したくない」という難しい需要にも応えられるのは、70年以上の歴史があるツクモだからこそでしょう。

TSUKUMO(ツクモ)を選ぶメリット

ツクモにおけるパソコン選びのメリットを4つ紹介します。

ヤマダデンキのブランドで安心感が強い

ツクモは元々「九十九(つくも)電機 株式会社」の事業でしたが、紆余曲折あり、現在は「株式会社ヤマダデンキ」が展開するブランドのひとつとなっています。

BTOの中には、見たことも聞いたこともないような無名企業が運営していることが少なくありません。その点、運営元の知名度でいえばツクモはトップクラスです。

ただ知名度が高いだけではありません。カスタマーサポートの質が良い、保証の選択肢が豊富などユーザーからの評判も高く、ツクモは名実ともに信頼できるBTOなのです。

MEMO
東京や大阪など各都市に実店舗も展開しているため、実際に手に取って選んだり、すぐスタッフに相談できたりといったメリットもあります。

BTOのカスタマイズ性が高い

カスタマイズ

ツクモのBTOパソコンは非常にカスタマイズ性が高くなっています。BTOを謳っていながら、選べるパーツがほとんどないメーカーも存在するため、この点は非常に大きな魅力です。

ツクモのBTOパソコンで選択できるパーツ・ソフト
  • OS
  • CPU
  • CPUクーラー
  • グリス
  • グラフィックボード
  • メモリ
  • ストレージ
  • マザーボード
  • 電源ユニット
  • 光学ドライブ
  • LEDファン
  • 無線LAN
  • MSオフィス
  • セキュリティソフト

また、これだけの自由度がありながらWebサイトは見やすく、パソコン選びやカスタムが快適なのもツクモの特徴です。

ミドルスペックのラインナップが充実しており、コスパが高い

ツクモはミドルスペックのパソコンが充実しており、特に最近人気のCPUであるAMD Rzyen搭載モデルが豊富です。くわえて他社より基本価格が安価なので、総じてコスパが高くなっています。

例えばグラフィックボードやCPUといった主要パーツの最新版が発売されると、在庫処分を促進するため、最新パーツが入ったパソコンの価格を大幅に釣り上げることが他社ではよくあります。

しかしツクモの場合、新商品の価格を大きく上げることが少ないため、新しいパーツを他社よりも買い求めやすいのです。セールを狙わずともお得に買い物できる点は、ツクモならではのメリットといえます。

TSUKUMOの公式サイトを見る

BTOパソコンだけではなくメーカー製パソコンも扱っている

メーカー製パソコンとは、ASUS、MSI、Razerといった大手メーカーによって製造・販売されているパソコンのことです。

ツクモでは、下記のメーカーのゲーミングPCを取り扱っています。

ツクモで扱っているメーカー製パソコン
  • ASUS
  • msi
  • Razer
  • Lenovo
  • GIGABYTE

BTOパソコンと同様にセールにかかることもあり、公式サイトで購入するよりもお得に買い物ができます。

TSUKUMOの公式サイトを見る

TSUKUMO(ツクモ)のイマイチな点

ここからはツクモの「正直、ここは少しイマイチかな」と感じたところを紹介します。

発送まで最短で3日と他社より若干遅め

BTOパソコンをカスタマイズする場合、出荷は最短で3日となります。例えば定番のBTOパソコンメーカー「ドスパラ」は、カスタマイズしても最短2日で出荷です。それと比べればツクモの出荷スピードは若干遅めといえます。

とはいえツクモには、最短当日出荷の完成品モデルも存在しています。完成品モデルの種類は結構多いため、スピードを重視するならカスタマイズせず、完成品を選ぶのがおすすめです。

ノートパソコンのラインナップが少ない

ノートパソコン

ノートパソコンのラインナップは他のBTOと比べるとやや劣ります。画面サイズは14インチか15.6インチの二択しかありませんし、解像度はフルHDしか用意されていません。

そもそもツクモのノートパソコンはBTOに対応していないため、完成品の中から選ぶしかないという点に注意しましょう。ゲーム用途であれば素直にデスクトップPCを買った方が、将来的にパーツ交換もできておすすめです。

セールの頻度が低い

昔のツクモは割引セールを頻繁に行っていましたが、現在は規制の厳格化が原因なのか、セールがめっきり少なくなってしまいました。2020年には「ツクモの日」という定期的なキャンペーンを開催していましたが、それもいつの間にか無くなってしまったようです。

セールを狙うなら、夏休みやゴールデンウィーク、そして年末年始などの連休シーズンを待つのが無難となります。

また、連休シーズン以外にもキャンペーンを突発的に行うことがあるため、セールを絶対に逃したくないのであればツクモ公式Twitterをフォローしておきましょう。セールやクーポンなど、お得な買い物ができる最新情報をゲットできます。

参考 ツクモネットショップTwitter

TSUKUMO(ツクモ)のゲーミングPCブランドG-Gearがおすすめ

ツクモの「G-Gear」は、FF14やPSO2などのゲームメーカー認定モデルが多く揃う、信頼性の高いゲーミングPCブランドです。

基本的にはBTOですが、一部のモデルは完成品の在庫があるため当日出荷に対応しています。欲しいと思ったときにすぐゲーミングPCが手に入るのは大きな魅力です。

最新のグラフィックボードを搭載するハイエンドゲーミングPCから、10万円を切る低価格帯のゲーミングPCまで、ラインナップも非常に充実しています。ゲーム用途でツクモのパソコンを買うなら、G-Gearを選ぶようにしましょう。

>>公式HPでG-Gearのラインナップを見る

TSUKUMO(ツクモ)の5chやSNSの評判・口コミ

5chやTwitterにあったツクモの評判をいくつか紹介します。

587 Socket774 2021/04/24(土) 11:55:54.50 ID:gMaQu3Ek
asusに限らずドット抜けは仕様で交換してくれない
ツクモは交換保証つければ交換してくれるからまだ良心的

524 Socket774 2021/04/15(木) 02:44:50.43 ID:kxP8LhIa
デスストのPCケース欲しいわ。今回も1分で売り切れとかだろうから気合い入れなあかん

471 Socket774 2021/03/08(月) 18:22:08.80 ID:N6a+OV7P
札幌で好きなパーツで全部揃うのはツクモくらい
学生とか初自作の時ここで一式って人が多い気がする
撤退しちゃったらケースファンすら淀か通販に頼るレベルかな

引用元:5ちゃんねる

最近もうPC組むよりツクモで買ったほうが安いやん

引用元:Twitter

ツクモさんのPCパーツやすいね

引用元:Twitter

そんなに詳しくないんですが、90万の見積り出したのは”パソコンショップセブン”ってとこですね。比較的カスタマイズの幅が広いですが、高いです。

80万の見積り出したのはツクモさんです。価格とカスタマイズのバランスがいい感じです。

コスパならドスパラって声も聞きますが、利用したことはないです

引用元:Twitter

5chでは「店舗の品揃えやコラボ商品が魅力的」「保証が選べる」など、様々な評判が見られました。一方、Twitterは「コスパが良い」という声が多く、総合的にツクモの評判は高いといえます。

TSUKUMO(ツクモ)のおすすめゲーミングPC

ここでは、ツクモのおすすめゲーミングPCを価格帯ごとに3つ紹介していきます。

ミドルレンジ:G-GEAR GA7J-F211/T

G-GEAR GA7J-F211/T

CPU Intel Core i7-11700
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 3060
メモリ 16GB(8GB × 2)
ストレージ 500GB SSD
マザーボード H570 Phantom Gaming 4(ATX)
OS Windows 10 Home
基本価格 189,800円
詳細スペック 公式HPをみる

G-GEAR GA7J-F211/T」は性能と価格のバランスが良い、ミドルレンジ帯のゲーミングPCです。基本構成ではRTX 3060を搭載していますが、さらに性能の高いRTX 3070、もしくは低価格のGTX 1660 SUPERにカスタムできます。コスパを重視する人におすすめのモデルです。

TSUKUMOの公式サイトを見る

ハイエンド:G-GEAR neo GX9A-D212/XT

G-GEAR neo GX9A-D212/XT

CPU AMD Ryzen 9 5900X
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti(3スロット占有)
メモリ 32GB(16GB × 2)
ストレージ 1TB SSD
マザーボード ASRock X570 Steel Legend(ATX)
OS Windows 10 Pro
基本価格 479,800円
詳細スペック 公式HPをみる

G-GEAR neo GX9A-D212/XT」はAMDの最新モデルRyzen 9 5900Xと、NVIDIAのGeForce RTX 3080 Tiを搭載するハイエンドゲーミングPCです。最新ゲームを4Kなどの高画質で遊びたい、遊びながらライブ配信もしたいという人におすすめとなります。

TSUKUMOの公式サイトを見る

ローエンド:G-GEAR mini GI5A-A204/T

G-GEAR mini GI5A-A204/T

CPU AMD Ryzen 5 3600
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 1650
メモリ 16GB(8GB × 2)
ストレージ 500GB SSD
マザーボード ASUS ROG STRIX B550-I GAMING(Mini-ITX)
OS Windows 10 Home
基本価格 124,800円
詳細スペック 公式HPをみる

G-GEAR mini GI5A-A204/T」はNVIDIAのGTX 1650をベースとしたお手後価格のゲーミングPCです。基本価格は10万円超ですが、CPUをカスタムすることで10万円以下に値段を抑えられます。予算は少ないがオンラインゲームを快適に遊びたいという人におすすめのモデルです。

TSUKUMOの公式サイトを見る

TSUKUMO(ツクモ)には組立代行もある

グラフィックボードを何枚も積んだ尖った性能のパソコン、男なら思わずときめく水冷パイプのレイアウトなど、パソコンには人それぞれのこだわりがあります。

しかし、こだわりが強いほどパソコンの組立て難易度も上がるため、「自分で作業するのはどうしても不安」という人が少なくありません。そこで役立つのがツクモの組立代行サービスとなります。

MEMO
組み立て代行とは、ツクモに希望スペックや組み込んで欲しいパーツといった要件を伝えることで、パソコンの組立てを自分の代わりにやってもらうサービスのことです。

自作代行を利用すればBTOの安心感と自作のオリジナリティを両立できるため、「自作は不安だがBTOにはないパソコンが欲しい」という場合に利用しましょう。料金は13,750円から19,250円と手頃です。

PC組立 + OS・ドライバーインストール 会員価格 19,250円
非会員価格 19,800円
PC組立のみ(OSは自分でインストール) 会員価格 13,750円
非会員価格 14,300円
【オプション】LEDドレスアップ 3,300円~
【オプション】負荷テスト(12時間) 5,500円
【オプション】PC設定 3,300円
【オプション】PC設定 +オフィスソフトインストール 5,500円
参考 PC組立代行サービスTSUKUMO

TSUKUMO(ツクモ)の各種情報

ここからは、ツクモで用意されている支払い方法と保証オプションについて紹介します。

支払い方法

支払い方法 備考
クレジットカード VISA, Master, JCB, AMEX, NICOS, UFJ, UC, SAISON に対応
代引き 手数料 550円
銀行振込み 振込み期限は注文から1週間以内
ショッピングクレジット(ジャックス) 3万円以上の買い物からで利用可能。分割回数は最大60回まで
コンビニ決済 セブンイレブン, ローソン, ファミリーマート, ミニストップ, デイリーヤマザキ, セイコーマート が対応。支払い期限は注文から1週間以内
PayPal 一部商品は非対応
PayPay
メルペイ
楽天ペイ
Paidy 後払い。注文後すぐに発送されるが、支払いは翌月に持ち越される

ショッピングクレジットやPaidyは、手持ちのお金は少ないけどゲーミングPCがすぐに欲しいというときに便利ですね。

その他、クレジットカードはVISAやJCBなど主要各社に対応しており、銀行振込みやコンビニ決済といった、カードを持っていないユーザー向けの支払い方法も充実しています。

保証について

ツクモの保証オプションには、延長保証と交換保証の2種類が用意されています。まず延長保証とは、追加料金を支払うことで、パソコンやPCパーツの保証期間が3年、または5年に伸ばせる保証オプションです。

次に交換保証とは、購入日から1ヶ月以内であれば、初期不良以外の理由でも他パーツとの差額交換が3回まで可能になる保証オプションです。また、いずれの保証オプションも、保証料金は商品の価格に応じて増減します。

交換保証を追加すればこんな理由でもパーツの差額交換が可能
  • 他のパーツと相性が悪かった
  • 設置後に性能の不満を感じた
  • モニターのドット抜けが気になる(解像度4K以上のモニターは1回まで交換可能)

自作PCをやっていると、高いお金を払って手に入れたPCパーツが、思わぬ相性不良で使えないことがあります。交換保証はそうしたリスクを減らせるため、高い安心感が得られます。

なお、差額交換とは「購入した品物の金額と、交換先の商品の差額を精算する」交換方法のことです。例えば5万円で買った品物を8万円の商品と交換したい場合は、3万円を支払って交換を行います。

TSUKUMO(ツクモ)のセール情報

現在、ツクモでは「スタッフ特選PICKUPSALE」が行われています。メーカー製のデスクトップパソコン、ノートパソコンがセール対象品です。

ツクモでは自社製のBTOパソコンに加えて他社メーカー製のPCがセールの対象になることが多々あります。割引率は10~30%とかなり高いので型落ちのゲーミングPCを安く買いたい人にはおすすめです。

TSUKUMOの公式サイトを見る

TSUKUMO(ツクモ)の評判まとめ

ツクモは最新のハイエンドPCから10万円を切る低価格PCまで品揃えが豊富で、保証オプションも充実しています。そして最大の特徴は、なんといってもコスパが高い点です。

最新パーツの基本価格が他社よりも安めで、常にパーツを最新の状態に保ちたいヘビーな自作PCユーザーと相性が高いといえます。

また、オンラインゲームを快適に遊びたいという人や、最新ゲームを少しでもキレイなグラフィックで楽しみたいゲーマーにもツクモはおすすめです。ツクモのBTOパソコンはカスタマイズ性が高く、あらゆる需要に応えられます。

ツクモがおすすめなのはこんな人
  • ヘビーな自作PCユーザー
  • オンラインゲームをよく遊ぶ人
  • 少しでもキレイなグラフィックでゲームを遊びたい人
  • 安価で高品質なパソコンが欲しい人

本記事があなたのパソコン選びに役立てば幸いです。

TSUKUMOの公式サイトを見る

▲編集部厳選!ツクモのおすすめゲーミングPCモデルに戻る▲

【完全保存版】2022年最新のおすすめBTOメーカー16選!【完全保存版】2022年最新のおすすめBTOメーカー16選!

▼他のメーカーの評判・口コミまとめ

【正直に】SEVENの評判はどう?悪い評判も正直にお伝えします【正直に】SEVENの評判はどう?悪い評判も正直にお伝えします 【実際どう】ストームの評判ってどう?評判と扱っているおすすめのBTOパソコンを徹底検証【実際どう】ストームの評判ってどう?評判と扱っているおすすめのBTOパソコンを徹底検証 【2022年】サイコムの良い評判から悪い評判までまとめ | サイコム製ゲーミングPCの悪い口コミ・評価も隠さず紹介【2022年】サイコムの良い評判から悪い評判までまとめ | サイコム製ゲーミングPCの悪い口コミ・評価も隠さず紹介 【辛口レビュー】ドスパラの評判ってどう?実際の口コミを徹底検証【辛口レビュー】ドスパラの評判ってどう?実際の口コミを徹底検証

TSUKUMO(ツクモ)の企業情報

ツクモ

引用:https://shop.tsukumo.co.jp/

社名 株式会社ヤマダデンキ
代表者 代表取締役社長 小林 辰夫
事業内容 家電・情報家電等の販売及び住まいに関する商品販売
資本金 1億円
ツクモの実店舗数 秋葉原・大阪・名古屋・福岡・札幌に9店舗
TSUKUMO(ツクモ)の沿革
  • 1947年:九十九電機 創業
  • 1977年:Appleのパソコン「Apple II」の取扱いを開始
  • 1991年:ツクモパソコン本店をオープン
  • 2009年:経営破綻により株式会社ヤマダ電機の子会社、株式会社Project Whiteに事業を譲渡
  • 2021年7月:ヤマダデンキの吸収合併によってProject Whiteは消滅。ツクモはヤマダデンキブランドとして存続

記事執筆時点(2022/01/12)における現状をまとめるとツクモは現在、会社としてではなく、株式会社ヤマダデンキのブランドとして存続しています。

会社として存在しないからといって、ツクモの商品・サービスの品質に影響はありませんが、豆知識として紹介しておきました。