iPhoneのコピー＆ペースト機能を強化し、Macと同期もできるアプリPastebotがv1.2にアップデートされた。
今回のアップデートでは、Macと複数台のデバイスとの同期が可能になっている。つまり、iPhoneとiPod touchとiPadをMacのPastebot Syncに登録しておけば、それらとMacとの間でクリップボードの同期ができるのだ。ただし、2台のデバイスから「いっせーのせ！」で同時にデータを転送するのは×、同期はあくまで一度に1台のみ。切り替えて同期できるという意味だ。
その他の基本機能には変化はないので、過去記事（Pastebot: あのTapbotsからコピー＆ペースト強化アプリの決定版が登場！(上)1998）をご覧いただきたい。
まず、PastebotおよびMac用のコンパニオンソフトPastebot Sync（無料）をアップデートしておく必要がある。次にPastebotの設定→同期とPastebot Syncの画面を開き、新たなデバイスを登録しよう。その後登録したデバイス上でPastebotを起動すると、図のように「n台のデバイスと接続されました。」と表示される。特に、これからiPadを買う予定のiPhoneユーザには待望の機能だろう。
逆に、Pastebot SyncのインストールされたMacが複数台ある場合、Pastebotに複数台のMacを登録し切り替えて同期することも可能だ。
ちなみに、このバージョンではアプリアイコンから目玉が消えてしまい、ロボットらしさがなくなってしまった。開発元のブログによれば、ある会社から「Pastebotのアイコンが当社の商標に酷似している」とクレームが来たため、法的係争を避けるために仕方なく目玉を消したのだとか。少々残念な話ではある。
- 販売会社URL:Pastebot — Tapbots
- 参考価格：350円
- 仕事効率化(Produtivity)
- 執筆時のバージョン:1.2
