6/10に開催される、Appleの一大イベント「WWDC」とは?

AppBank の主任です。

iOS 7 の噂で必ず登場すると言って良いのが「WWDC」の4文字。Apple が開催するイベントの1つです。

WWDC 2013


(画像引用元:WWDC – Apple Developer

6月初めに行われる年次イベントで、世界中から Mac や iPhone/iPad のアプリ開発者などが集まります。

昨年は2時間で売り切れたチケットが、今年はわずか2分で完売する人気ぶり。チケットの転売も問題となっています。

なぜ WWDC はそこまで注目を集めるのでしょうか? そこで今回は「WWDC とは何か」をご紹介いたします。

WWDCとは?

WWDC は Apple Worldwide Developers Conference の略です。これまでに WWDC は23回開催されています。

Apple が開催するイベントとしては非常に規模が大きく、2011年には5,200人以上が参加しています(昨年の参加者数は不明)。

(WWDC 2012 の会場 Moscone West。今年も同会場で開催)

WWDC


参加できるのは WWDC のチケットを購入した人のみ。さらにチケットを購入するには、以下のいずれのプログラムに参加している必要があります。

  • iOS Developer Program(年間参加費8,400円)
  • iOS Developer Enterprise Program(年間参加費24,800円)
  • Mac Developer Program(年間参加費8,400円)

iPhone アプリを App Store で配布・販売する場合は、iOS Developer Program への参加が必要不可欠。アプリ開発者なら、いずれかのプログラムに参加済みであることが一般的です。

WWDC のチケットは毎年4月末に販売が始まります。ただし、昨年は2時間、今年は2分で完売するほどなので競争率はかなり高いです。

ちなみにチケットの価格は1,599ドル。WWDC 2013 のチケットは日本円にして16万円ほどです。日本から参加する場合は渡航費・滞在費も必要になります。

開催期間中に行われるイベント

決して安くはないチケット代を払ってまで参加する理由は何か? その答えは WWDC で行われる数々のイベントにあります。

基調講演

参加する人も参加しない人も注目するのが「基調講演」。WWDC で最初に行われるイベントです。

CEO が自ら登壇して、前回の WWDC からの Apple の動き・製品の販売実績などを紹介するほか、担当者による新しい iOS/OS X の機能紹介が行われます。

新しい Mac やサービスの発表もここで行われることがあります。これまでの WWDC で発表された製品、WWDC 2013 で何が発表されるかの予想は次回ご紹介します。

ここで発表された iOS・OS X は開発者向けに即日公開されることが多く、これを実際に使い、新 iOS 向けのアプリを開発していくことができます。

iOS 7 の一般配布が始まる時期は、以下の記事で予想しています。

iOS 7の一般配布はいつから?iPhone 5Sの発売時期と合わせて予想する。

100以上のセッション

セッションでは、Apple のエンジニアが iOS や OS X でアプリ開発に利用できる機能やその使い方を紹介します。

WWDC 閉幕後、これらのセッションは Apple Developer 登録済みのユーザー向けに動画で公開されます。

今年はチケットが短時間で売り切れたため、開催期間中にもセッションの動画が Apple Developer 登録済みユーザー向けに公開される予定です。

Labs

アプリ開発者が Apple のエンジニアに直接相談できるコーナー。後日視聴できるセッションよりも、こちらを優先する参加者が多いようです。

WWDC 2013 では3つのラボが用意されています。

「Technology Labs」では、自分のアプリに iOS 7 や次期 OS X で追加される新技術を組み込む上で不明な点を質問できます。

「User Interface Design Lab」は予約が必要なものの、開発しているアプリをエンジニアに触ってもらい、インターフェイスの改善点を教えてもらえます。

App Store に関する様々なこと、例えばアプリの審査・マーケティング・配布方法・販売・アカウント管理などを質問できる「App Store Lab」もあります。

Apple Design Awards

Apple Design Awards では、優れたアプリとその開発者が表彰されます。iOS アプリのほか、Mac 向けアプリも表彰されます。

表彰されると、キューブ型トロフィのほかにも様々な賞品がもらえるようです。

今回の対象は2013年5月6日の時点で App Store・Mac App Store で販売・配布されているアプリ。開発者が WWDC に参加する必要はありません。

昨年の WWDC 2012 で表彰されたアプリは、以下の記事でご紹介しています。

「Apple Design Awards 2012」発表!今年受賞したアプリをご紹介いたします!

ランチタイムセッション

様々な分野で活躍する人物を招き、セッションが行われます。

昨年は映画監督の J.J. エイブラムズ氏や、新スタートレックでエンタープライズD の機関主任 ラ=フォージ少佐を演じたレヴァー・バートン氏のほか、クリエイティブ・ディレクターの William Joyce 氏が登壇しました。

ライブ(The Bash)

ミュージシャンを招いての野外ライブも開催されます。昨年は Neon Trees というバンドが招かれました。

Stump the Experts

Apple 社員のチームと WWDC 参加者のチームに分かれ、互いに Apple にまつわるトリビアを出題し合い、獲得したポイントを競うゲームのようです。

過去には「WWDC 参加者用の Apple 製アプリはどのように審査されるのか?」「強力なミキサーで粉砕された Apple 製品を当てる」などが出題されました。

参考(順不同)

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