Appleのティム・クックCEOが3度目の訪中。中国キャリアと会談か。

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AppBank の主任です。

中国のニュースサイト ifeng.com が、Apple のティム・クック CEO が中国を訪問して China Telecom の幹部と会談したと報じています。

消息筋によると、この会談の中で次期 iPhone について話し合い、これを中国で最初に販売するのは China Telecom になるようです。

さらにティム・クック CEO は、中国最大手の China Mobile の幹部と会合をもったほか、数日以内に China Unicom の幹部とも会う予定があるとしています。

China Telecom と China Unicom はいずれも iPhone を販売していますが、7億人以上の利用者がいる China Mobile では販売していません。

China Mobile については以下の記事で詳しくご紹介しています。

中国で売上が落ちたApple、復活には大手キャリア・廉価版iPhoneが必要?

訪中の意図は?

ifeng.com によれば、iPhone を販売している携帯電話事業者の引き締めを図り、Apple とこれらの企業とのパートナーシップを強化する意図があるようです。

中国・香港・台湾の中華圏における Apple の4〜6月期売上は、1〜3月期の56%ほどに落ち込んでいます。

2013年Q3決算


China Mobile の幹部とも会談したことから、依然として iPhone 販売の機会を伺い、中国での売上回復につなげたい意図も見えます。

また、Apple の CEO が何回も訪中することで、中国市場を重要視していることを内外にアピールする狙いもあるかもしれません。

なお、廉価版 iPhone の組立を行っていると言われ、労働条件・環境が悪いと指摘されているペガトロン社との会合について ifeng.com は言及しておらず、今回の訪中では予定されていないのかもしれません。

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参考(順不同)

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