極貧から46,000軒のホテルを経営する億万長者に。26歳インド出身CEOの驚異的なサクセス・ストーリー

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わずか26歳にしてビリオネア(保有資産10億ドル以上)になった男性、それが画像の右側に立つリテシュ・アガルワル氏です。彼は世界で2番目に若いビリオネアとして知られています。


しかしリテシュ氏が起業する前、彼の銀行口座にあったのはたったの0.5ドル。大学にも行けなかった彼は、ここから短期間でどうやってビリオネアまで上り詰めたのでしょうか?

Source:Nas Daily,Tech Crunch
*カテゴリー:テクノロジー technology

たった0.5ドルからスタートし、46,000軒ものホテルチェーンを創り上げた26歳のビリオネア



彼が生まれたのはインドのラヤガダ地区。この地区の住民の平均収入は、わずか10ドル以下でした。


リテシュ氏も例に違わず、裕福ではない家庭に生まれ、大学へも行けませんでした。とにかく彼には、なんのキャリアもなかったのです。


彼が住んでいた家を追い出されたとき、銀行口座にはわずか0.5ドルしか入っていませんでした。

しかしそんな彼はこういいます。


お金のことを気にしたことはありません。いつも私にとっての“現実の問題”を解決することを考えていました。

そしてリテシュ氏は、この通りの方法で成功します。彼はある時、近くのホテルがいつもガラ空きだったことに気づきました。そこで彼はオーナーに話をつけ、「このホテルをもっと良くする」と宣言します。


彼はホテルの様々なところを変えました。電球にベッド、水を枕元に置き、絵を部屋に飾り、ルームサービスと内線を設置しました。


そして部屋の写真を取り、インターネットにアップロードします。ホテルの名前は“OYO HOTEL”に改名しました。


すると、みるみるうちに部屋は満室になり、ホテルは大盛況へと変わりました。しかし、彼の成功はここにとどまりませんでした。


最初のホテルの経営は、一番大変でした。しかし私は、1つのホテルを変えることができたなら、100のホテルも変えることができると確信していました。

彼は投資家から資金を調達し、22歳になるころには500軒のホテルを経営します。そして24歳でついに10億ドルの資金を調達し、26歳の現在、彼は46,000軒ものホテルを経営する、世界で2番目に大きいホテルチェーンのCEOとなりました。


しかし彼は幸運だけでビリオネアになれたわけではありません。彼は夜も終末も働き、eメールを送り、ときにはミーティングを乞うこともありました。


若きビリオネアはこう話します。「私は幸運を信じました。そして一生懸命働けば、その幸運のチケットを得る確率は上がります」偉大なことを達成するためには、民族も年齢も、性別すらも関係はないのです。

最近では新型コロナによる影響で一時危機に陥ったというOYOですが、彼ならきっとここから復活してくれるはず。なお直近の噂によれば、OYOはマイクロソフトから約90億ドル(約9850億円)相当と評価されるなど、ブランドの力を徐々に取り戻しているようです。

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