インテルを猛追するAMD。「市場シェアデータ」が示すRyzen軍団の勢い

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インテルを追う半導体メーカー、AMDの市場シェアが急激な成長を遂げています。


*Category:テクノロジー technology|*Source:HardwearTimes ,Wccftech

2021年第3四半期のx86 CPU市場シェアでAMDが大躍進


近年のAMDの目覚ましい成長は同社のZen CPUから始まり、それ以来、RyzenとEPYCの両CPUによって、AMDはx86業界全体で記録を達成してきました。

調査会社『Mercury Research』の調査によると、AMDは2021年第3四半期のx86 CPU(インテル系CPU)市場のシェアにおいて、新たな記録を達成しました。

『HardwearTimes』が引用した、同レポートが示す市場別のシェア率は以下の通り。

  • x86 CPU全体で24.6%のシェアを獲得(前四半期で2.1ポイント増加)
  • IoT機器を除くノートPC向けx86 CPUのシェアは過去最高の22.0%(前年同期比で1.8ポイント増加)
  • ノートPCの収益は過去最高の16.2%(前四半期比で1.3ポイント、前年同期比で3.9ポイント増加)

AMDのx86 CPU全体のシェアは過去2番目に高いものです。AMDのx86 CPU全体の最高シェアは、2006年第4四半期の25.3%でした。また、ノートPC市場ではシェア率、収益の両方で過去最高の記録を達成しています。

これは、AMDがRyzenおよびEPYC CPUで大きな成功を収めていることを示しています。最近までインテルが支配的だったことを考えると、この記録は驚異的です。


テック系メディア『Wccftech』によれば、これは、業界全体をカバーするCPUのラインナップを持っているAMDにとって予想外のことではないとのこと。同メディアは、AMDのRyzen 5000およびEPYC Milan CPUが業界をリードする価格性能比を発揮しており、インテルが提供するすべての製品を圧倒している、と指摘しています。

現状「x86 CPU市場」におけるインテルのシェアは7割を超えていますが、TSMCとの連合で躍進するAMDに対してインテルは発熱や消費電力の高さに不安を抱えています。AMDが過去最高の市場シェアを獲得することが確実視されてるいま、市場シェアが逆転することも荒唐無稽とは思われない状況といえるでしょう。微細化で遅れを取るインテルに残された猶予はわずかです。

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