なぜMacBook Proには「邪魔なノッチ」がついているのか?

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Appleは先日、MacBook Proの新モデルを発表しましたが、その中で最も議論を呼んだのが「ノッチ」です。

画面比率が重要なiPhoneにノッチが必要だったのはわかりますが、画面が大きなMacBook Proでは、ノッチはむしろ邪魔な存在に見えます。なぜ、Appleはノッチを搭載したのでしょうか?



*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained ,9to5Mac

MacBook Proにノッチが搭載されている理由


これまでのMacBook Proは、13.3インチと16インチのディスプレイを搭載していました。しかし、他のノートパソコンと比べてベゼルがかなり太かったことを考えると、実際はもっと大きくすることもできました。


そこでAppleは、MacBook Proのディスプレイを現代的なものにするために、ベゼルを最大60%まで減らしたいと考えました。


しかし、MacBook Proの上部ベゼルには、FaceTimeカメラ、緑色LEDインジケーター、環境光センサーなどが配置されています。ベゼルを小さくするということは、これらの部品をディスプレイから取り除くことになります。

そこで、機能を犠牲にすることなくスクリーンの面積を最大化するために、ノッチを追加しました。これにより、1080pの高品質なFaceTimeカメラを搭載できるようになりました。

さらに、メニューバーをユーザーのコンテンツエリアから押し出すことができるようになりました。例えば、16インチモデルでは、画面の表示領域はそのままに、メニューバーが邪魔にならないよう工夫されています。


これにより、16インチの使いやすさが向上しました。さらに、アプリケーションがフルスクリーンモードになると、使えるエリアは同じサイズのままで、メニューバーが消えます。つまり、従来のように黒いベゼルが残るのです。

これまでは、フルスクリーンモードでメニューバーを呼び出すと、ツールバーが上部からスライドして表示され、コンテンツ領域の一部を覆っていました。しかしAppleは、このノッチをうまく実装することで、画面上のあらゆる要素に干渉しないようにしたのです。


例えば、メニューバーのオプションは、覆い隠されるのではなく、自動的にノッチの反対側に配置されます。また、カーソルがメニューバーの片側から反対側に移動しても、ノッチに引っかかることはありません。

これはつまり、初めてディスプレイにカーソルの隠れ場所ができたことになります。映画を見るときに役立つかもしれませんね。


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