Appleイベント:発表される可能性が無い製品
これらの製品は、今回のイベントで発表される可能性はほぼないと見られています。
◇ 2022「iPhone 14」シリーズ
Appleの「iPhone 14」シリーズは、秋に発表される見込みです。このシリーズではminiモデルが廃止され、Proモデルはデザインが大幅に変更されると予測されています。
著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、2022年には6.1インチの「iPhone 14」、6.1インチの「iPhone 14 Pro」、6.7インチの「iPhone 14 Max」、6.7インチの「iPhone 14 Pro Max」が登場するとのことです。
ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏によれば、「iPhone 14 Pro」ではノッチが廃止され、2つのパンチホールが搭載されるとのこと。
We now believe Apple will have a hole + pill design on the iPhone 14 Pro and Pro Max models. The smaller hole will not be invisible…The two hole concept will be unique to Apple, like the notch, not similar to all the pill models from Huawei…Let's see those new renders pic.twitter.com/Udt8cTKzPZ
— Ross Young (@DSCCRoss) January 12, 2022
これは、Face IDセンサーとインカメラを搭載しているためです。Face IDセンサーは画面下に埋め込まれるというウワサもありましたが、Appleはこれを諦めたようです。
またヤング氏は、ProMotionはiPhone 14 Proシリーズに限定されると指摘しています。これは、対応したディスプレイの供給が足りないことが原因とのこと。
iPhone 14 Proの全体的なデザインに関しては、去年の9月に著名リーカーのジョン・プロッサー氏が共有しています。
この予測CGでは、カメラの飛び出しがなくなり、よりフラットなデザインとなったiPhone 14 Proの姿が確認できます。また、ポートに関しては「Lightningポートが残っていることを確認した」とのこと。
◇ 折りたたみ式iPhone
ディスプレイ業界に詳しいロス・ヤング氏によれば、折りたたみ式のiPhoneは2024年に登場する可能性があるとのこと。
また、著名アナリストのミンチー・クオ氏は、Appleは2023年に8インチの折りたたみ式iPhoneの発売を計画していると述べています。
◇ 「MacBook Pro」 M2 Pro/Maxプロセッサ搭載モデル
10月に発表された14インチ/16インチ「MacBook Pro」のアップデートに関する情報はまだありません。プロセッサに関しては、前回同様であればM2 ProまたはM2 Maxが搭載されるでしょう。
Appleイベント:サプライズ発表の可能性がなくは無い大穴製品
これらの製品に関しても、まだ発表されるという噂はありません。ですが、なにかしらのサプライズ発表にちょっと期待したい製品です。
◇ Apple Car(自動運転車)
Appleは以前から、自動車の開発に挑んでいると噂されています。「MacRumors」によれば、Appleは現在、完全自律型の自動運転車の開発に取り組んでいるとのこと。
これは間違いなく、Appleにとっての長年の一大事業です。最近では、NVIDIAやGoogleといったライバル他社もこの分野に手を出しており、Appleとしても出遅れたくはないはず。春のイベントで発表される可能性は低いですが、何かしらの情報が明らかにされる可能性もあるかもしれません。
◇ Apple ARグラス
Appleはゴーグル型デバイスと同様に、ARグラスの開発にも挑んでいるとされています。このデバイスの登場はさらに先になるかもしませんが、ARに関する何かしらの計画をチラ見せする可能性は残されています。
他にも、全く噂はない、突飛なものが急に発表される可能性もあります。こちらはAppleの「アクションカメラ」の仮想CGですが、こんな製品も魅力的です。
Appleのイベント「Peek performance.」は、3月8日の午前10時(日本時間では9日午前3時)に開催される予定です。とにかく、発表イベントでのサプライズが楽しみですね!