「Apple Pencil」に込められたAppleのこだわりとは?
デジタル筆記具で最も重要な「動作の遅延」についても「Apple Pencil」は対策しています。
スタイラスペンというものは、線がスタイラスの先端から大きく遅れていると、実際の鉛筆のような滑らかな描き心地は得られません。AppleはiPadのソフトウェアを最適化することで「Apple Pencil」の遅延を業界トップクラスの9ミリ/秒に抑えたのです。
そして、Appleは充電の早さにもこだわりました。なんと「Apple Pencil」は、わずか15秒の充電で、30分以上の使用時間を実現したのです。これで、バッテリー切れで作業が滞ることを防ぐことができます。
「Apple Pencil」は見た目こそプラスチックのただのペンですが、15,950円(税込)という価格に相応しい最新技術を備えているのです。
また、現行の「Apple Pencil」のセンサーではダブルタップのみが使用可能ですが、Appleが新たに申請した特許には、スタイラスペンのセンサーを一定時間内で複数のタッチやスライドができる機能や、圧迫力または圧縮力を検出するための1つまたは複数のセンサーを含むことができるという記載もあります。
長年登場していない新型「Apple Pencil」ですが、もしかすると次期モデルでは、新たな機能が使えるようになるかもしれませんね。